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ステアリングの調子が悪い
1.走行中にハンドルが振れる
ステアリング機構も、安全上きわめて重要な部分です。
異常には敏感でなければなりません。
もし走行中にハンドルが振れるというような場合には、
すぐ原因を確かめ、早急に処置をしてください。
診 断
 「タイヤホイールのバランス不良、振れ大」
 「ハンドルの遊び大」



●ハンドルの遊びとは・・・・
クルマを直進方向に正しく向けた状態でエンジンを始動させ、
ハンドルを左右に動かして、約15°くらい振ればね正規の遊びが保たれています。
遊びが多すぎても、少なすぎてもいけません。
遊びはステアリングギヤのバックラッシュやリンクの遊びで生ずるものです。

●ハンドルの遊び
大型トラック 15〜35mm
大型バス・中型車 10〜40mm
小型車 5〜25mm以内
 「ホイールアライメントの不良(とくにキャスタ)」

操向輪である前車輪には見た目にはほとんどわかりませんが、
ホイールアライメント(車輪整列)と呼ばれる大事な要素が影響します。
 「フロントスプリングの左右方向のガタ大」
 「タイヤ空気圧の不足、ショックアブソーバの不良」
2.ハンドルがとても重くなった
診 断
 「ドラグリングなどリンク機構の不良」
 「ホイールアライメントの不良」
 「前輪タイヤの空気圧の不足
 「パワーステアリングの機能不良」

ハンドルが重く感じられたらパワーステアリングの機能不良で、
原因は油圧不足が考えられます。

1. オイルの不足
2. 駆動ベルトのすべり
3. 油圧ポンプの性能不良
4. オイルもれ
などが考えられるのですぐ停車して調べましょう。
3.走行中にハンドルが取られる
診 断
 「パンクやタイヤの空気圧が低下したとき、
  とくに前輪ではハンドルに影響します。」
 「どのタイヤかが、ブレーキの引きずりを起こしている」

整備不良などで、ブレーキがいつも少し効いているタイヤがあると、ハンドルがとられます。
 「積荷が片よっている」
 「パワーステアリングブースタ(ステアリングギヤボックス)の
  バックラッシュが大きすぎる」
 「ドラグリングボールジョイントのガタ」

ハンドルの遊びが大きすぎて、左右にグラグラ大きく動くようでは、
蛇行の原因になったり、正確なステアリングが望めません。
4.クルマが蛇行する
診 断
 「ハンドルの遊びが大」
 「ホイールアライメントが狂って直進性が悪い」
 「ホイールベアリングの不良」
 「パワーステアリングの機能不良」
●ホイールバランス:タイヤをホイールに組み込んだ状態で、
 ホイールの中心に対するバランスがとれていないと、
 高速走行中に、このアンバランスが強調されて振動を発生します。
 このために、鉛のウェイトをリムにはめこんでバランスをとります。
 高速走行の多いクルマでは必要なことです。