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歴代名車のレストア(復元)を実現〜40年ぶりに名車を復活〜2010年8月27日
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三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下:MFTBC)は、1968年7月に発売された「2代目キャンター(T90シリーズ)」を始め、計3車両をレストア(復元)したことを発表しました。 同プロジェクトは、「レストア技術の習得」「三菱ふそうの歴史を伝える」「活動を通じて三菱ふそうへの愛着を高め、モチベーションの向上を図る」を狙いに、開発、実験部門に所属する社員を中心に総勢29名の有志によって結成しています。 同プロジェクトの責任者である開発本部アイケ・ブーム副社長は、「今回のレストア車は、当社の技術革新の伝統を伝えるものであり、それは現在も効率性や環境性能を大切にする当社のトラックやバスに引き継がれています。レストア活動を通して、くるまの基本構造を学ぶことができると同時に、くるまの組み立てまでの開発を一貫して経験することで “ものづくり”の重要性をあらためて気付く機会となりました。IT技術が搭載されている現代のトラックの開発にも活動で培った経験を反映させ、クルマ創りの原点に沿った開発を目指していきます。」と述べています。 今回レストアした車両は合計3台ですが、順次残りの車両も実施していきます。 |
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| <レストア車一覧> |
| (1) T91A 小型トラック キャンター (1968年-1973まで生産) |
| 1970年7月にT90シリーズとして発売を開始。キャンター誕生5年目にしてフルモデルチェンジした1台。2代目キャンターとして活躍したT91Aは、エンジンもディーゼル75馬力、ガソリン90馬力、95馬力を持ち合わせており、当時としてはクラス最高水準の加速性や荷台面積を実現した1台です。 |
![]() T91Aレストア前 |
![]() T91Aレストア後 |
| (2) T95AD 小型トラック キャンター (1968年-1973年まで生産) |
| T95ADはT90シリーズの一つで、荷台をダンプ架装した車両です。T90シリーズ発売以降、シェアが倍に膨れ上がり、1972年5月には、キャンター累計生産台数が10万台を記録しました。 |
![]() T95ADレストア前 |
![]() T95ADレストア後 |
| (3) T210C 小型トラック キャンター (1973年-1978年まで生産) |
| 1975年にキャブのフロントパネルなど、各部を大幅にメジャーチェンジしたT200シリーズを発売。従来搭載のガソリンエンジンを5馬力向上させつつも、排出ガス対策のMCAシステムを採用。豊富な車種が好評であったキャンターに、ディーゼル3トン車を追加するとともに運ぶ荷物に合わせて、低床、高床、標準、長尺を設定し、用途に合わせた車づくりが注目を集めました。 |
![]() T210Cレストア前 |
![]() T210Cレストア後 |
![]() 私たち三菱ふそうトラック・バス株式会社は、「商品・人・サービス」など企業活動のすべてについて「お客様・社会全般・地球環境」のために何ができるのか、何をなすべきなのかを考えます。 私たちの企業活動を「All for you」という言葉に込め、すべての大切な社会や環境、そして、大切なお客さまのために役立てていけるよう追求しつづけます。 |
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