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三菱ふそうトラック・バス株式会社

プレス リリース

小型電気トラック「キャンター E-CELL」を
中日本高速道路株式会社に納入決定

〜高速道路維持管理用車両として、2013年夏完成予定〜
2012年11月28日
三菱ふそうトラック・バス株式会社(代表取締役社長・CEO アルバート・キルヒマン、本社:神奈川県川崎市 以下:MFTBC)は、中日本高速道路株式会社(本社:名古屋市中区、代表取締役社長 金子剛一 以下:NEXCO中日本)が実施する、高速道路維持管理用EV(電気自動車)の研究開発車両として、小型電気トラック「キャンター E-CELL」1台の納入が決定したことを発表しました。
小型電気トラック「キャンター E-CELL」のNEXCO中日本への納入は、同社が11月28日に発表した高速道路維持管理用EV(自走式標識車)およびワイヤレス給電システムの研究開発に基づくものです。
MFTBCは、高速道路維持管理用自走式標識車として、小型トラック「キャンター」をベースにEV化した、小型電気トラック「キャンターE-CELL」1台をNEXCO中日本に納入する予定です。自走式標識車の完成は2013年夏を予定しています。
ベース車両となる「キャンター」(左)および 「キャンター E-CELL」モーターショー出品車(右)
ベース車両となる「キャンター」(左)および 「キャンター E-CELL」モーターショー出品車(右)
今回の納入決定に際し、MFTBC取締役副社長、開発本部長のグスタフ・トゥッシェンは、
「NEXCO中日本殿とともに小型電気トラックの開発を進めることを大変嬉しく思います。そして今回の車両が高速道路における安全確保作業において、ゼロエミッションで地球環境に優しい作業ができる日を楽しみにしています。当社としましては、EVのみならず、先日RJC特別賞を受賞したハイブリッド技術、クリーンディーゼルの開発を通じ、地球環境に優しい車両づくりに取り組んでまいります。」
と述べました。
「キャンター E-CELL」は、2010年のIAA国際商用車ショーおよび2011年の東京モーターショーで初公開した、走行中のCO2排出がゼロで、地球環境に配慮したEV(電気自動車)です。
当時発表した車両は、リチウムイオンバッテリー(40kWh)とモーター(出力70kW、最大トルク300Nm)を搭載し、10時間(200V)の充電で、約120kmの走行を可能としています。
なお、新型車両の詳細については、車両公開時に発表の予定です。
MFTBCは中期経営目標である「FUSO 2015」を2011年に策定しました。5つの柱からなるゴールの一つである「業界をリードするグリーン・イノベーション(環境貢献企業)」では、「2015年までCO2排出量7.5%削減」を目標にしており、環境・燃費性能に優れた商品をお客様に提供して参ります。

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