写真 東京ドーム12倍の緑の学園へ毎日1万人の学生を乗せて三菱のスクールバスが走る学校法人 片柳学園

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東京の新文教都市・八王子市の南多摩丘陵。 この地域には大学、専門学校、高校など、多くの教育施設が集まっている。 その中でひときわ目を引くのが、同じ敷地内に建つ学校法人片柳学園の東京工科大学と日本工学院八王子専門学校だ。 超近代的な校舎、豊かな緑に囲まれた面積約362,000のキャンパスは開校当初から注目され、テレビCMやドラマ、映画などのロケ地にも選ばれてきた。 両校に在籍する学生数は合わせて約1万人。片柳学園では、その通学用に10台の三菱ふそうバス(MP)を導入した。
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15万人の卒業生を国内外の第一線に送りだす
 片柳学園は八王子の2校のほか、東京・大田区西蒲田にある日本工学院専門学校と、登別にある日本工学院北海道専門学校を経営する。平成12年度の学生数は4校合わせて約1万6000人。来春には、蒲田に理学療法学科、作業療法学科が新たに開設される予定だ。
 日本工学院専門学校は、戦後に開設された専門学校の中でも、昭和22年という早い時期に開設された。いわば、わが国における専門学校のパイオニアでもある。
 開設当時は「創美学園」と称し、絵画と洋裁の2学科で発足。その後、社会のニーズに応える技術と知性を持つ人材の育成をめざし、昭和28年に日本テレビ技術学校を設立した。いち早く電子工学分野の総合学園への第一歩を踏み出したのである。
 日本工学院専門学校への改称は昭和51年。この間、教育内容の充実をはかり、専門学校としての実績を着々と築いてきた。学生数も年々増加し、それに合わせて施設、設備などの整備に力を注いできた。
 いまや創立から半世紀。15万人を超える卒業生は、国内外の第一線で活躍している。
 東京工科大学は昭和61年に、日本工学院八王子専門学校はその翌年に開設した。
 総学生数約4000人の大学は、工学部とメディア学部の2学部5学科。総学生数約6000人の専門学校は、情報系・芸術系・工学系・スポーツ系の4分野・24学科からなっている。工学系の学科の中には自動車整備科もあり、地下1階に自動車整備実習場がある。
 キャンパスの総面積362,000(約12万坪)は、東京ドームの約12倍。このなかに400mトラックを持つ陸上競技場やテニスコート、そしてプールや野球場、さらに収容人数2400人の総合体育館からボウリング場、ハンバーガーショップ、ピザショップ、コンビニエンスストアなどもあるのだ。



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明るく、にぎやかな声が広がるキャンパス内は、どこでも気軽にインターネットが楽しめる。
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最新のPC環境を備えた講義室。21世紀のマルチメディア教育を行なっている(遠隔授業風景)。
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少子化時代の学校経営は学生への「サービス」が左右する
  こうした近代的なキャンパスは、片柳学園長・理事長の「理想的教育は理想的環境にあり」との教育理念にもとづき、設計・デザインされた。日展の絵画部門にも作品を出品するなど、芸術にも造詣の深い理事長は、八王子キャンパスの建設にあたり自ら海外視察に出かけ、設計のコンセプトワークを行なった。
 今回導入されたスクールバスも、その一環としてデザインされたのである。バスの導入について、広告・宣伝部門を担当する法人本部出版部の杉山靖夫部長はこう話す。
 「15台のうち10台が代替時期にきたので、学生数の増加や排ガス規制にともない新しく入れ替えました。
 昨今は学生服のデザインの善し悪しによって、学校に対する好感度が左右される時代です。スクールバスのデザインも、そのバロメータになりますので、学校のイメージ一新を機会に、環境にも調和したデザインにしました。
 車種選定上、三菱のバスを選んだのはスタイル、運行性能ともにすぐれていたこと。また、三菱のバス製造の実績やサービス面の充実などを信頼してのことと聞いています」
 通学バスは、JR中央線の八王子駅とJR横浜線の八王子みなみ野駅、そして、みなみ野駅近くにある学生会館の3カ所のバスターミナルとキャンパス間を結ぶ。1日240往復し、5〜15分かけて、のべ1万人の学生を運んでいる。
 運賃は無料。そのため、他校の学生の中にはちゃっかりとこのバスを利用する人もいるとか。また、近隣や近県から学校見学にこられる生徒や、ご父母の送迎用にもバスは活躍する。杉山部長は最後に、こう締めくくった。
 「少子化時代の学校経営は、教育内容を含めて、いかに豊かなサービスを提供できるかが重要になってきています。そのための学校間の切磋琢磨は今後、より激しくなると思います。だから、スクールバスひとつとっても、真剣に取り組まなければ学生の増加にはつながりません」



学校法人片柳学園
●本部/東京都八王子市片倉町
●創立/昭和22年
●理事長/片柳 鴻
●保有車両/15台(大型バス)
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