あの街この街IラブROSA
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高齢者や身障者の安全と安心を乗せて新機軸の福祉バス・ローザが大活躍

 バリアフリーやユニバーサルデザインへの関心が急速に高まっている。高齢者や身体障害者の方たちが快適な生活が営め、生き生きと健康的に過ごすための機器もまた急速に発展している。そうしたなか、小型バス・ローザの左ボデー中央に昇降リフトをつけた福祉車両が、宮城県仙台市で稼働を始めた。『みやぎ夢リフト』と名づけられたこのローザは、仙台市に本拠を置くアイケア福祉サービスが保有する車両だ。
 同福祉サービスの榊枝事務局長は話す。
 「身障者や歩行困難なお年寄りが生き生きと快適に暮らしていくためには、社会環境のシステム向上が第一です。その一環として、よりスムーズな車両の乗り降りの向上も含まれているのです。『みやぎ夢リフト』車は、まさに安全と安心の両面で私たちの活動(お手伝い)を支えてくれる車両といえるでしょう」
 ちなみに、同福祉サービスは、車いすを利用している方たちの外出を支援するためにつくられた“民間”の非営利団体である。アイケアとは、インディペンデント・ケア、つまり「自立へのお手伝い」という意味をこめて命名されたものである。

利用者も介護スタッフも
安心して乗れるローザ


 リフトのプラットホームは1250×1250ミリと広い。しかも、車いすが3方向から乗れるようになっているので、利用者が乗降方向を選べることがすぐれている点だ。後部用にはスロープも装備され、非常の場合に備えている。
 「車道に出ることもなく、歩道側のドアサイドから乗り降りができるので、介護する者にとっても安心ですし、車に気をつかわずに、神経を集中して車いすをサポートできるのがいいですね」
 稼働エリアは仙台市内が7割、宮城県の郡部が2割、東京や神奈川など遠隔地へも1割ほど走る。基本的には「場所にはこだわりません。どこでも要望があればお手伝いします」という。
 2001年のみやぎ国体にあわせて、第一回全国障害者スポーツ大会の開催が決定した。宮城県が提唱する『バリアフリー国体』での活躍も大いに期待されている。
 「躍動と感動にあふれる宮城国体を成功させるためにも、この『みやぎ夢リフト』を最大限に活用し、全国にバリアフリー推進をアピールしたいと思います」



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榊枝清吉事務局長
アイケア福祉サービス
●事務局/宮城県仙台市若林区土樋
●事務局長/榊枝清吉
●設立/平成9年
●保有車両/3台
●スタッフ/17名


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