FUSO 10月号(通巻372号)
発行 三菱自動車工業株式会社
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陰暦10月の別称は「神無月」。全国の神々がみな出雲に集まり、諸国に神がいなくなるためにこう呼ぶとか。出雲の神といえば「縁結びの神」と申しますが、この「縁」とは、男女の仲だけにとどまらず、人間の成長や社会の発展、そしてすべての幸福のために結ばれるつながりのこと。出会いを通じて結ばれた「ご縁」、大切にしたいものです。








日本の中の世界遺産
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法隆寺、斑鳩の秋(奈良県斑鳩町)「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」あまりにも有名な、正岡子規の歌である。柿の名産地でもある斑鳩に建つ法隆寺は、木造建築としては世界最古。1300年前の姿をそのまま今に伝える。五重塔は、高さ32m。二重基壇上に方三間、初層のみ裳階(もこし)をもつ飛鳥様式だ。なぜ当時の帝都、飛鳥を遠く離れた(20km)この斑鳩が法隆寺建立の地に選ばれたのか? いまだ解けない日本古来の謎を秘めながら、秋深まる斑鳩にたたずむ法隆寺。日本の奇跡といわれ、平成6年に世界遺産に登録された。


季節の花図鑑
 透き通った光の中でピンク、白、紅紫と高原を埋めつくすように咲き乱れるコスモスは、すっかり日本の風物詩になった。「すっかり」というのは、コスモスの原産地はメキシコで、日本に渡ってきたのは明治の中ごろと、まだ歴史が浅いのに、日本古来の花のように多くの日本人の心の中に定着しているからだ。渡来のきっかけは、美術学校の先生が生徒たちにスケッチしやすい花として輸入したものだった。
 コスモスはギリシャ語で美麗、飾り、調和を意味し、花名は、その美しさをたたえられて名づけられた。和名の秋桜も、その可憐なイメージからつけられた。コスモスの性質は、清楚な花姿から想像できないほど強靭で、一度植えると毎年、種子がこぼれて群生開花する。しかも強い雨や風に倒されてもすぐ立ち直り、たくましく咲き続けるのである。
 コスモスは、日が短くなってから咲きはじめる代表的な短日植物。本来は10月に花期を迎えるのであるが、最近は多数の園芸品種が作られて、早咲きは7月に開花する。基本種は8枚の花びらをもつ白、ピンク、紅紫の花であるが、最近はオレンジや黄色のキバナコスモスも多く見られるようになった。将来はブルーのコスモスが現われるかもしれない。
 10月に入ってコスモスの大群落が見られる名所は、東京・昭和記念公園、長野・内山牧場、奈良・般若寺、福岡・遠賀川中の島、鹿児島・上場高原、長崎・白木峰高原、宮崎・生駒高原、徳島・お水荘コスモス園などがある。(写真=木代 圭)
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●コスモス(秋桜)
今月号注目のメニュー

新旧・街道図会

晴釣雨釣(連載22)
写真東海道制定400年を記念して行なわれたイベント「大川崎宿まつり」。奈良茶飯、米饅頭に舌つづみを打ちながら、「川崎宿」から「神奈川宿」までを歩く。

写真何万年かの時を超えて、黒部川(富山県)の源流に生き続ける岩魚。世界で初めて撮影されたシーラカンスの映像。魚たちの姿に生命の歴史と神秘を見る。


日本全国お立寄り探索ガイド
(VOL.22)山形県


わが故郷の歴史ドラマを訪ねて
(第82回)米沢
写真将棋の里・天童で山形牛と癒しの湯を堪能、芭蕉の句で有名な立石寺へも足を運ぶ。クチコミ案内人は「株式会社舞鶴観光」代表取締役社長、渋谷耕治さん。

写真上杉謙信ゆかりの城下町として有名な米沢。凛とした街並みには、藩の財政改革を大胆に推進した10代目藩主・上杉鷹山(ようざん)の精神が受け継がれている。


逆さメガネの好奇心(連載18)

風たちのレジェンド(連載22)
写真携帯電話の大流行により、電話は「何処か」ではなく「誰か」にかけるものへ。言葉遣いが移ろいゆくなか、頑として残り続ける日本古来の言い回しとは?

写真67歳となった現在も現役、優勝回数世界一のゲーリー・プレーヤー。体力に恵まれない彼のゴルフ人生は、常に「忍耐」の精神をもって戦い続けることだった。


旬のごちそう おいしいがいっぱい!

心とカラダにおいしい食事学
写真今月のレシピは「なめらか茶碗蒸し・鮭オクラあん」。脂の乗った秋鮭には、脳の働きを良くするDHAや悪玉コレステロールを減らすEPAがたっぷり!

写真マグロなど赤身の魚に多く含まれる暗赤色の「血合肉」。捨ててしまいがちな部分だが、イライラ防止、疲労回復、動脈硬化の予防などに驚異的な効果が。


VIVA AERO

省燃費運転に最適
(INOMAT)
写真小型バス3台からスタートした「はまなす観光バス株式会社」。急成長の秘密は、徹底した社員教育、そして日笠友英社長の観光地開拓にかける情熱だった。

写真宮城県仙台市に本社を置く「株式会社丸山運送」。三浦武雄社長を中心に、輸送品質の向上、省燃費効率アップへと、挑戦を続けるプロ集団の心意気を見る。


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