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2005年2月17日、日本でトップクラスの空港「中部国際空港」が開港。いま「元気な名古屋」で、新生・名鉄バスが注目の中で走らせる 毎日55台の空港直行便!
名鉄バス株式会社  
新空港・中部国際空港(愛称セントレア*)が開港した。3月に開幕する愛知万博(愛・地球博)とともに、いま「元気な名古屋」を象徴する、成田空港、関西空港に次ぐ第3の国際空港だ。その空港に、新生・名鉄バス株式会社(本社・愛知県名古屋市中村区)が「セントレア直行バス」を運行させた。三菱ふそうエアロバス(ハイデッカーバス)を中心に、毎日55台、9路線200往復が世界の話題を集めて走リ出した。   AERO ROAD
*愛称セントレア(Centrair)/中部(Central Japan)とAirを組み合わせた造語。同空港管制塔の呼び出し符号にも用いられている。空港の公式英語名に愛称が採用されたのは、日本国内で初。


中部地方の玄関というより乗り継ぎ空港拠点となる
 中部国際空港(以下セントレア)は、愛知県常滑市沖の伊勢湾に浮かぶ海上空港だ。3500mの滑走路を持つ空港の面積は470ha、なんとナゴヤドーム100個分に匹敵する。
 セントレアは、着陸料を成田や関西空港より安く設定し、24時間運用を活かして、国際線はパリ、シカゴなど32都市を結ぶ。週約300便、国際便、国内便を合わせると955便が離着陸する。これは、関西空港とほぼ同じ数字である。
 特徴は、国際線と国内線が同じターミナルから離着陸することだ。そのため、中部地方の新たな玄関口にとどまらず、仙台や福岡などの地方都市と海外とを直結する、「乗り継ぎ空港拠点」としての利便性が注目されているのである。
 名鉄バスは、セントレアの開港と同時に、三菱ふそうバスを中心に55台を運行させた。おもな路線は、名古屋市内の藤が丘、小牧、栄、名古屋新幹線口。三河地区の豊田、岡崎、西尾、赤池、知立(刈谷)。そして、三重県方面の四日市である。
 「栄線は、セントレアへの空港線と、従来からある都市間高速バス小牧線とを融合させるかたちで、名古屋市内のお客さまだけでなく、郊外のベッドタウンからのお客さまの利便も考慮した路線です。ほかの新路線についても、利便性を十分に検討し、設定した路線です。
 西尾、知立、四日市は共同運行ですが、9路線で約200往復便が毎日走っています」と、営業第1課の橋本主任が説明してくれた。


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バスにしかできないサービスがある
 名鉄バスは、名古屋空港では空港利用客の約3割を輸送していた。セントレアでは、その名古屋空港の利用客に加え、運行便の増加で1〜2割の空港利用客増が見込まれている。
 だが、セントレアへは、親会社である名古屋鉄道の空港線が直接乗り入れしている。新名古屋駅から約40km、特急で28分。
 「スピードでは勝負できませんので、鉄道を使ったとき、乗り換えが発生するところを重点的に路線設定しました。バスのドア・ツー・ドアの優位性が発揮できるところですね。
 セントレア直行バスは、大きなトランクスペースを持ち合わせた、快適なデラックスタイプ。大きな荷物を持って階段を上り下りしなくてすみますし、お年寄りや妊婦の方などには、負担が軽いアクセス手段になります」と、同営業1課の堀江係長がバスの優位性を強調する。
 そして、「運行ダイヤは、路線ごとの需要を見極めたうえで、お客さまの利便性を考慮して決定しました。バス停まで行けば、空港まで連れて行ってくれる。便利なんだ、ということを周知徹底していきたいし、やっております」と、積極的なPRにつとめているという。
 本格的な国際空港である。海外からの利用客のために、空港の券売機やバス停、車内アナウンス、方向幕など、すべてのインフォメーションを日本語と英語の2か国語にした。
 名鉄バスの設立は平成16年。といっても、バス事業の歴史は古い。イラスト明治27年創業の名古屋鉄道鰍フ自動車部門から事業を譲り受け、昨年10月に分離独立した。
 『お客様満足』『地域貢献』『提案型経営』を経営方針の3つの柱とし、一般乗合バス、高速バス、空港アクセスバス、契約輸送バス、貸切バスの5本柱を事業に掲げ、“新生”に燃えている。
 日本の中心・中部で火ぶたを切ったプロジェクトで、「名古屋が、いま一番元気」なのである。そのプロジェクトの核として参加する“新生”名鉄バスからも、また目が離せない。


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三鬼正之社長
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橋本大輔主任(左)と堀江次郎係長
名鉄バス株式会社
●本社/愛知県名古屋市中村区名駅
●代表取締役会長/木村 操
●代表取締役社長/三鬼正之
●設立/平成16年
●社員数/1100名 ●保有車両/850台

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