|

|
| |
|
 |
福島県伊達郡保原町に本社を置く福島電鉄通運株式会社が、今年3月、スーパーパッケージ仕様の04ファイター超低PMエアサス車(フルオートINOMAT‐ 搭載)のキャラバン車をひと目見て、その数日後には導入を決定した。福島三菱ふそう自動車販売(株)から車両の説明を聞いた、菅野三男常務取締役と安藤裕営業部次長のお二人が、「長距離輸送にこれ以上最適なクルマはない!」と判断し、清水社長に即時購入を強く働きかけたためだった。
4t車を武器に
新規顧客の裾野をひろげる
福島電鉄通運は、福島電鉄線の保原、湯野、梁川、掛田の各駅で、戦前から、貨車を利用しての荷物の集配業務を行なっていた運送店が統合し、昭和19年に設立された。
初代社長は織田大蔵氏。くず繭の仲買い商、米穀商、運送業などを経て、のちに福島電気鉄道(株)のオーナーとなった立志伝中の人物である。
福島電気鉄道はその後、昭和37年に福島交通と社名を変更した。
戦後の混乱期に米麦、肥料、飼料、雑貨などの輸送を行ない、社会的に重要な使命を果たした。昭和26年に通運事業免許、同37年に一般区域自動車運送事業免許を取得する。
その後は、県北地域の特産品である桃や梨、リンゴなどの農産物をメインに輸送業務を展開してきた。
昭和60年末から新規顧客の開拓に着手し、その結果、精密機械などの工業製品、プラスチック製品、紙製品を主として、輸送を展開するようになった。
保有車両は、大型車を主力に120台。7〜8割が、三菱ふそうトラックによって占められている。
「当社では、10年間無事故のドライバーに対し、特権として代替え車両の選択権を与えています。三菱ふそうのトラックは人気があって、ドライバーは一人残らず、ふそうのトラックを希望します」
ふそうの車両が増えたのは、その結果です、と清水社長は笑う。
トラック運転歴23年のベテランドライバー・渡辺昭二さんも、選択権を得てスーパーグレートを指名した。その人気の秘密をこう語る。
「ふそうのクルマは乗り心地がいいからでしょう。それにサービス網がどこよりも整っているから、もしなにかあったときでも、安心です。
若い人はデザインのカッコよさが気に入っているみたいですね。リコール問題が起きたって、うちらは、みんなふそうのクルマですよ」
ファイターは、昭和56年に福島県引越専門協同組合を設立したころから増加した。保有台数は32台。すべてテールゲート付きのアルミウィング車で、精密機械の輸送にも使用するため、エアサス車も6台導入されている。
4t車を増車したことにより、原料輸送から製品輸送へと、仕事の裾野は、さらに広がった。
|