Fukushima
写真
木漏れ日が気持ちよい、ホテル裏の散策コース
 
写真
大きく窓がとられ、光がふりそそぐ大浴場。朝日の眺められる露天風呂も併設。
写真
酸性なので殺菌効果もあり、乳化作用で入浴後はさっぱり。
青い空を感じたら、深呼吸。高原に吹く風を身に纏い、ウォーキングと酸性の温泉と美味しい食事で元気になる。
耳を澄ませば自然が語りかけてくる。
写真
あだたら
エクスプレス
4月下旬〜
11月中旬運行
(8:30〜16:30)
往復1600円
智恵子の愛した、ほんとの空に出逢う
写真
日本全国お立寄りガイド78 福島県・岳温泉 レポーター 中根美江

 高村光太郎の妻・智恵子が心から愛した故郷の「ほんとの空」。その空に逢いたくて、今回は福島の旅に出ました。安達太良山は日本百名山のひとつで、万葉集に登場する最北の山。あだたらエクスプレスという高速リフトに乗ると8合目まで手軽に行けて、どんどん空に近づいていきます。山頂駅から少し歩くと薬師岳パノラマパーク。目の前に雄大に広がる風景と広い空に吸い込まれていくようで、智恵子の気持ちが少しわかったような気がしました。
 そして、この旅のもうひとつの目的は、安達太良山の麓にある、全国的にも珍しい酸性泉を引いている岳温泉。どうしてもそのお湯に浸かりたくて、高台に位置する『光雲閣』に宿を取りました。荷物を置いてすぐに向かったのは、木立の囁きを聞きつつ入浴ができる「山の湯」(安全のため冬の間はクローズ)です。火山性由来の酸性泉は自然湧出でしか得られないそうで、山肌を流れ下ってきた天然温泉は、源泉100%の掛け流しで、とてもまろやかでした。旅の疲れは温泉がすべて癒してくれますね。
 こちらでは食事にも非常に力を入れています。この食事を目当てにいらっしゃるお客様も多いそうですが、まず味処「寿楽亭」の、アジアンテイストが満載で、別天地に足を踏み入れたかのような佇まいに心奪われます。そして、献立も地元素材の持ち味を活かしながら遊び心を加えた、型どおりではないワクワクさせてくれるものばかり。ムードと味の両方を愉しみながら、ゆったりとお料理をいただきました。
 翌朝も朝風呂に浸かり、清々しい気持ちで一日の始まりです。『光雲閣』はリピーター率がとても高いと聞きましたが、また訪れたいと思う、和やかな気持ちにさせてくれる宿でした。今の季節はウォーキングにもぴったり。また、秋の終わりから冬にかけては空気が澄むので、山の景色や雲海などがさらに素晴らしいそうですよ。

写真 写真
岳温泉街には、十二支めぐりの版画ラリーがあります
写真 写真
温泉神社でお参り
温泉街にはあちこちに
木の精がいます。
写真
鏡が池公園
「歩く岳(だけ)で健康」ウォーキングが盛んな温泉地。
写真
メニューの一部。新しい驚きや発見を感じさせてくれる料理です。
  写真
ライトアップされた中庭を眺めながらお食事
写真
安達太良山の麓に広がる岳温泉全景
写真
 
写真
1 智恵子の生家
明治時代の面影がそのまま残っている高村智恵子の生家で、彼女のルーツを辿ってみてはいかがでしょうか。裏庭には当時の酒蔵をイメージした智恵子記念館があり、晩年病に冒されながらも創り続けた紙絵が展示されています。とてつもなく強く、純粋な女性であったことをうかがい知ることのできる、智恵子の息遣いまでもが聞こえてきそうな場所です。
◆9:00〜16:30/入館料:大人400円、小中学生200円/水曜(祝日の場合は翌日)・年末年始休(10・11月は無休)/電話0243-22-6151
2 玉嶋屋
江戸時代、二本松藩主御用達として羊羹を献上していた老舗です。現在でも昔の製法を守り、職人が燃料に楢薪を使って羊羹を煉り続けています。二本松の銘菓となっている玉羊羹は、戦争中に戦地の方に少しでも美味しく食べてもらうため、羊羹の表面の糖化を防ごうとゴムに封入したことに始まります。羊羹そのものも、薪を使っているので口どけがよくあっさり。お菓子を通じて江戸の文化を感じられます。
◆7:30〜19:00/玉羊羹5コ入420円〜/無休 電話0243-23-2121
岳温泉周辺お立寄りスポット    
 
あぶくま山系を眺められる温泉街高台の宿。バリアフリーの部屋やペットハウスも用意。
写真 ホテル光雲閣
福島県二本松市岳温泉1-85
電話:0243-24-2101
1泊2食付13,800円〜
(2名一室利用の場合・税込)
*様々なプランあり。
 詳しくはお問合わせください。
http://www.kounkaku.co.jp/
 
地図  
   


(C) 2007 MITSUBISHI FUSO TRUCK&BUS CORPORATION. All rights reserved.