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| 名古屋と各都市を結ぶ高速路線バスが集まる名古屋中央営業所。名鉄グループのバスも勢揃いする営業所内で、新型エアロクィーンと新型エアロエースのフロントマスク、車体デザインの恰好よさは、断然光っていた。 |
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愛知県名古屋市に本社を置く名鉄バス株式会社は、昨年12月、新型エアロクィーンと新型エアロエース2台を導入し、名古屋〜福岡、奈良、新宿の各都市を結ぶ高速3路線に投入した。 環境性能に優れた新型車両に、利用客の要望を反映させた独自の改善・改良を施し、さらに快適性を高めた新車両。名鉄バスは、この新型車両を、長距離高速路線の目玉商品として位置づけたいという。 |
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| 開 |
発すすむ名古屋駅前が熱い 期待される高速路線の今後 |
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名鉄バスが、名古屋鉄道自動車事業本部から分社化されたのは、平成16年5月(営業開始は同年10月1日)。今年の5月で満4年になる。
愛知、岐阜の両県に、はりめぐらされた名鉄鉄道網の各駅と周辺都市を結び、地域の足として貢献する。
各営業所は、名古屋駅に隣接した名古屋中央、名古屋、津島、春日井、一宮、知立、岡崎、豊田の8か所に開設している。
分社化後、高松線、新潟線、長野線など、計5路線の高速路線を新設したことにより、営業キロ数は4857.52kmと1000kmほど延びた。
高速路線の本数は、昼行・夜行を含めて16路線。名古屋は、日本列島の真ん中にある地の利をいかし、高速路線を拡大している。
こうした高速路線の増設は、@運賃が鉄道より割安である、A夜行便の場合は、翌朝、目的地に着ける(時間の有効利用がはかれる)、B乗り換えの手間がないことなど、高速バスならではのメリットに魅力を感じ、利用率が向上した結果といえる。
「大手企業のビルや、新しい商業施設の完成。さらには各種企業の進出などにより、名古屋駅周辺は、ますます発展が見込まれています。それにともない、名古屋と各地を結ぶ都市間バス、高速路線増設の要望も、これからさらに強まってきます」
そうした変化を追い風にして、利用者から強く要望の寄せられた路線を優先的に、さらに高速路線を増設していきたいと、名古屋中央営業所の前畑所長は、そういって笑顔を見せた。
名古屋鉄道自動車事業本部時代から、三菱ふそうノンステップバスのテスト運行、ディーゼル蓄圧式ハイブリッドシステム搭載バスの導入など、最先端の技術を採用した新時代の車両を、いちはやく導入してきた。
それだけに、今回の新型エアロクィーン、新型エアロエースの導入にも積極性が現われている。
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名古屋〜福岡間の高速夜行便に使用される新型エアロクィーンには、利用客の要望を取り入れた、改善・改良が施されている。
@トイレへの階段前のシートを撤去して、通りやすくした。
A最後部のシートを、4から3シートに減らした――従来の夜行便は、最後部のシートのみ4列。そのためシートとの間隔にゆとりが少なく、改善を望む声が寄せられていた。それに応え、3シートにした。
最後部座席の減席は定員減となる痛手。しかし、野末一博運行指導主任、岩間勇樹運行補佐のお二人は、「利用者の快適性を考慮して決断しました」という。
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Bトランクルームの改良・改善――トランクルームの床をベルトコンベア方式にし、スイッチを操作すると床が前後に移動して、荷物を容易に出し入れできるよう改良・改善をかさねてきた。
それらを、さらに使いやすくした『スーパーフロアー』を、名鉄バスで独自に開発・製作した。これによって、乗務員の省力化と作業時間の短縮化が、一段と容易になった。
また、名古屋〜奈良、名古屋〜新宿間を往復する高速便の新型エアロエースには、100Vの電源コンセントを前席シートに設け、携帯電話やパソコンの充電にあててもらうようにした。
利用客のニーズの多様化に対応した設備投資をはじめ、運賃や、ほかのサービス向上面に生かすことを優先する。
尿素SCRシステムについては、「都市間を往復する高速路線バスの排気ガスがクリーンであることは、大きな魅力。利用者からも支持されると思います」( 前畑所長)。
フルモデルチェンジに関しては、「斬新なデザインは、バス好きのお客様には宣伝効果が期待できます」( 野末主任)と評価、期待が高かった。
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| 中村博政 社長 |
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| 前畑宗雄 営業所長 |
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名鉄バス株式会社 |
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●本社/名古屋市中村区名駅 ●設立/平成16年 ●代表取締役社長/中村博政 ●社員数/ 1344名 ●保有車両/ 681台 |
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