CONTENTS
4 APR.2008
VOL.43 No.450
ダブルデッカー(2階建て)バス
新型エアロキング ハイウェイライナー誕生
GVW8tダンプに比べ最大積載量が大幅向上
ファイターFK-Y(GVW11t)ダンプ新登場
折々の小さな旅
(連載28)世界遺産吉野山(奈良県吉野町)
Ecoいちばん
●守丸興業(株)
NEWS NOW
風の便り
(連載25)
青い地球を未来までSUPER GREAT
●(有)丸和運輸
Sports Essay Seijyun's Eye
(連載28)
悠久の記憶・世界遺産
(連載40)
AERO ROAD
●東京バス(株)
運ぶを学ぶ 物流最前線
(連載1)
がんばってます
●富士産業(株)
君津モータースクール
フェアウェイの旅人
ROUND2(連載8)
CLUB FIGHTER
●(有)明興業
日本全国お立寄り探索ガイド(No.84)三重県
FUSO NEWS
「レッズフェスタ2008」開催/中古車インフォメーション
2008 三浦国際市民マラソン
Thanks From FUSO/ACCESSORIES
丼遊記シリーズ25
角煮丼(長崎県)
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有限会社 明(あきら)興業 狭い工事現場で小回りがきくのが最大の武器になる!ファイターダンプを続々導入する理由
CLUB FIGHTER
埼玉県朝霞市の有限会社 明興業は、つぎつぎとファイターを導入している。これまで容易に入ることのできなかった狭い工事現場に、ファイターは、らくらくと乗り入れることができるようになったからだ。ダンプカーや各種大型建設機械などが動きまわる手狭な場所で、「小回りがきく」というのは大きなメリットだ。以来、中型ばかりか大型ダンプも、車はすべて三菱ふそうと決めている。

17歳・懐に3000円
郷里を発って東京へ!

首都・東京をぐるりと囲むように走るJR武蔵野線は、東京外環自動車道とほぼ並走している。明興業は、その武蔵野線の北朝霞駅から、車で約15分の場所に本社を置く。

周囲には産業廃棄物の収集運搬、建設用骨材の販売、重機の回送、およびリース、残土の受け入れ、土木関係工事など、明興業と同様の事業を営む事業所が多く見られる。

坂本社長が千円札3枚を懐に、オホーツク海に面した郷里の北海道・北見枝幸を発って上京したのは、昭和53年、17歳のときだった。

建築現場で、コンクリートや、セメントを基礎に流し込む「型枠大工」とよばれる仕事に就き、10年ほど続けた。

「いつか会社を興したい」という思いは、20歳のころから持っていた。30〜31歳のとき、思い切って独立し、借金をしてダンプカーを1台購入し、一人で残土運搬の仕事をはじめた。

「さいわい、仕事も車も世話してくれる人があり、恵まれたスタートでした」と振り返る。

とはいえ、多額の借金である。昼も夜も真っ黒になって働いた。わずか半年ほどで、それをきれいに返済してしまった。

3年後の平成9年、夢が実現し、有限会社を設立することができた。バブル崩壊後でも仕事は「ぼちぼちあった」という。

当時、同業者は似たような商い状況であった。しかし、明興業にはひとつだけ、他社と違う点があった。残土の収集運搬、土木工事、鳶工事、建設資材の販売などと並行して、建設工事で発生した、残土の受け入れ業務を行なっていたことである。

当時はまだ、残土の受け入れまでする会社は少なかった。それによって、人も車両も一気にふやすことができたのである。

現在の保有車両は大型ダンプ3台、中型ダンプ11台、小型ダンプ3台の計17台。土木・建設機械は13台。社員は30名を数える。

ダンプカー1台からスタートし、14年。目をみはる発展ぶりである。

東京、神奈川、埼玉、千葉など、排出ガス規制の厳しい首都圏を営業エリアにしているため、この数年は、排出ガス適合車への入れ替えも積極的に行なってきた。

駐車場に並ぶダンプカーが、どれも新しいのは、そのためである。

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中型ダンプ、大型ダンプを、
すべて、ふそうダンプに

都市部での道路工事、地下鉄工事などは、自動車の交通量の少なくなった深夜に工事が行なわれる。そのため、全車両は、つねに稼働をしており、停止することはない。

搬入した残土などは、本社敷地内に積み上げられる。好況時には一日に約4000m3にもなり、事務所2階の窓は土の山にさえぎられ、風景が見通せなくなったという。

社員には1人に1台、専用の車両を与えている。運転には人それぞれ個性があるので、そのほうが燃費もよく、運転もしやすい。車両トラブルも少ないと考えるからだ。

中型ダンプを主力とするのは、輸送効率の面でもすぐれているためだ。たとえば、大型車が迂回しなければならないところでも通れるので、場合によっては、1〜2回余計に往復できるからである。

坂本社長は、「4t車クラスの車両ながら、許容範囲の大きい仕事に対応できるのがうれしい」と、メリットを説明する。

「ファイターをはじめ、ふそうのダンプカーは小回りがきくし、なんといっても走りやすい」というのが、導入を決定した理由だ。

「ゆくゆくは、すべてファイターでそろえたい」と話す。

ふそうへの信頼はファイターばかりでなく、大型車、小型車においても同様で、この2月にも新型スーパーグレートダンプを導入したばかりだ。3台ある小型ダンプも、全車キャンターで統一している。

2年前、本社事務所内に動体管理システムを導入し、さらにETCを装着した。

これによって工事現場でダンプが必要になったとき、もよりの場所にいる車両を探し、いち早く現場に派遣でき、首都高の料金所をスムーズに通過し、少しでも早く現場に急行できるようになった。

そのような仕事への熱意と取引先へのサービス精神が、明興業を大きく育てている。

「この業界も企業のブランド力が問われる時代だと思っています。

たとえ料金が2000円、3000円高くても、あそこに頼めば間違いないといわれるように、これからも取引先から信頼される会社をめざして頑張りたい」

坂本社長は、そう締めくくった。

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もの静かな外見からは、やや意外な感じを受けるが、坂本社長の趣味はレーシングカー。御殿場の富士スピードウェイや栃木県・茂木の「ツインリンクもてぎ」で開催されるレースには、年間3戦〜4戦出場する。レース中は全神経を集中させるので、頭の中は日ごろの一切を忘れて空になる。それが大きな魅力だという。
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坂本弘明 社長
有限会社 明興業
●本社/埼玉県朝霞市根岸
●設立/平成9年
●代表取締役/坂本弘明
●社員数/30名
●保有車両/17台
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三菱ふそうトラック・バス(株)
南関東ふそう 所沢支店 営業課主任
利根川 厚さん

担当させていただいてから、10年ほどになります。坂本社長は、カーレースという趣味の世界が一緒。会社を訪問すると、商売よりもそちらの話題で、夜遅くまで話し込んでしまうこともたびたびです。趣味の面でおつきあいいただいたうえに、ファイターまでお求めいただき、本当に感謝しています。

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