東京製作所並びにトラック・バス技術センターが「ISO 14001」の認証を取得
〜 国内全製作所で取得完了〜
2000年1月14日 三菱自動車では、昨年12月、同社のトラック・バス統括本部東京製作所川崎工場並びに同敷地内にある同統括本部トラック・バス技術センター(川崎市中原区大倉町)が、環境マネジメントシステムの国際規格である「ISO14001」の認証を(財)日本自動車研究所 審査登録センターから取得した。同社は既に国内の乗用車系全製作所(名古屋・京都・水島)で「ISO14001」の認証を取得しており、これにより、同社の国内全製作所での取得が完了した。 「ISO 14001」は、環境マネジメントシステムの国際規格であり、その取得は、組織(製作所など)の環境レベルが高い水準にあることが国際的に認められることになるため、さまざまな産業分野等で企業・団体がその取得を目指している。 また、その目的は、経営方針の中に環境方針を取り入れ、その方針に基づいて推進計画を立て、「組織(製作所など)の活動、製品及びサービスから生ずる環境負荷を継続して低減する」という企業活動の推進にある。 認証取得に際しては、工場全体について環境重要設備を特定して組織的にマネジメントに取り組むシステムを構築し、特に省エネルギー、廃棄物の低減、リサイクル、大気汚染物の低減、危険物・有害物の管理強化などを推進した。 三菱自動車では、昨年5月に環境保全活動の一層の促進を図る為、環境専任組織の環境部を設置すると共に、環境問題への取組みの全社的組織である「環境会議」の体制も見直し強化した。また、三菱自動車グループとしての環境保全への取り組み方針を明確にする為、これまでの「環境に対する基本理念」に替え、昨年新たに「三菱自動車環境指針」を制定し、その指針に基づき取り組みを推進している。環境コストの公表、環境報告書(*)の発行など環境取り組みに関する情報開示も積極的に進めている。 当社では今後も更に環境問題への取り組みのレベルアップを目指し、環境改善に継続的に挑戦していく。 (*)三菱自動車ウェブサイトに掲載 <アドレス> http://www.mitsubishi-motors.co.jp/ECO/ 以 上 三菱自動車工業株式会社 このコンテンツは日本国内向けの情報です。 |