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第29回 国際福祉機器展 出展概要

2002年8月30日


三菱自動車は、9月10日(火)から12日(木)まで東京ビッグサイトで開催される第29回国際福祉機器展(主催:全国社会福祉協議会 保険福祉広報協会)に、三菱福祉車両ハーティーランシリーズの中から6台の車両を出展します。また併せて参考出品としてランサーエボリューションGT-Aの運転補助装置付車も展示します。期間中は専門の説明員が三菱福祉車両ハーティーランシリーズの機能・装備を詳しくご紹介するほか、ブース内設置のモニターやデモンストレーションにより、三菱自動車が考える、クルマによるバリアフリーな住み良い社会の提案をご覧頂くことができます。

三菱福祉車両ハーティーランシリーズ


eKワゴン 助手席ムービングシート仕様車

トッポBJ 車いす仕様車(ニールダウン式)

ローザ チェアデッキ・バージョン

 

1. 出展車両一覧

車名
仕様
備考
eKワゴン 助手席ムービングシート仕様車  
トッポBJ 車いす仕様車(ニールダウン式)  
ミニキャブ 車いす仕様車(テールゲートリフト式)  
ディオン 助手席ムービングシート仕様車  
ランサーセディア 車いすセルフトランスポート仕様車  
ローザ チェアデッキ・バージョン 10人乗り小型バス
ランサーエボリュ−ションGT-A 運転補助装置付車 参考出品

 

2. 主な出展車両の特長

(1) eKワゴン 助手席ムービングシート仕様車

助手席の回転、およびスライドダウン&アップの全てが電動で、乗り降りのスムーズさを徹底的に追求しています。
左右にアームレストを備えた専用シートの助手席は、電動で左に95度回転したうえで、外側に580mmスライド。スイッチ操作で座面地上高440mmまで下降、元の高さまで上昇します。昇降能力は100kgで、昇降途中で停止・調整することも可能です。
なお、ドアの開閉角度は標準車に対して+8度広く開きます。

(2) トッポBJ 車いす仕様車(ニールダウン式)

リヤシートを折りたたむと、3人乗りの車いす仕様車になります。またそのリヤシートを外すとさらに広々とした車いす乗車スペースが生まれます。
後輪ニールダウン装置は、エンジンをかけたままサイドブレーキをかけてバックドアを開くと、ハザードランプが点滅。バックドアの開口と連動して自動的に車両後部が床面地上高240mmまで降下します。
なお、アルミ製スロープの傾斜角度はゆるやかな9.5度、許容重量は250kgです。

(3) ローザ チェアデッキ・バージョン

車いす利用の方やお年寄りの方に、もっと安全に自由に心地よく移動していただくため、リヤ扉&パワーリフト、車椅子固定装置などの装備を採用しました。パワーリフトには室内格納式を装着し、乗る方々の積極ライフをやさしく応援します。
なお、今回の出品車両(特別仕様車)の室内レイアウトは乗車定員10名(内車いす2脚)で、普通免許で運転することが出来ます。その他の推奨仕様には床下格納式パワーリフトや最大乗車定員28名(内車いす2脚)の室内レイアウトも設定しています。

 

3. 三菱自動車ブースにおけるプレゼンテーションの特長

三菱自動車ブースでは、三菱福祉車両ハーティーランシリーズの機能・装備説明とデモンストレーションに加え、三菱福祉車両ハーティーランシリーズがかなえるカーライフをVTRにて紹介します。

(1) ショッピング編 ・・・ eKワゴン/ディオン(助手席ムービングシート仕様車)
ランサーセディア(車いすセルフトランスポート仕様車)
(2) ハイキング編 ・・・ トッポBJ/ミニキャブ(車いす仕様車)
ローザ(チェアデッキ・バージョン)
(3) モータースポーツ編 ・・・ ランサーエボリューションGT-A(参考出品車) *1

(*1)
東京都在住のお客様が、本年1月に発売したランサーエボリューションGT-Aにいち早く運転補助装置を取り付け、通勤に、レジャーにカーライフを満喫されています。今回は同仕様の参考出品車を展示すると共に、ユーザー様ご自身によるサーキット走行の模様をVTRにてご紹介します。

 

4. 第29回 国際福祉機器展 開催概要

名称:第29回 国際福祉機器展 HCR2002

主催:全国社会福祉協議会 保険福祉広報協会

日時:2002年9月10日(火)〜12日(木) 10:00〜17:00

場所:東京ビッグサイト 東6ホール(入場無料)

 

以 上


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