閉じる


三菱ふそう2004年度第2四半期も海外販売好調

2004年11月2日

  • 第2四半期の海外販売が21%増加
  • 海外販売10万台を超える見込み
  • アジア、中東市場で目覚しい成長

三菱ふそうは本日、2004年度第2四半期(7月から9月)の海外販売台数*を発表しました。弊社は海外全地域においてその事業は伸長致しております。海外のトラック・バス販売は前年比4,800台増の28,000台で前年比21%の成長を成し遂げ、2004年度上期では24%増の59,300台となり、前年比11,300台の販売台数増を記録しました。

*販売台数は子会社における卸売販売台数と海外販売会社への出荷数を足した台数。

弊社取締役副社長、海外販売本部長のベルト・ファンダイクは、この第2四半期の結果について、「今年度の下期は市場変動や好調だった前年同期に比べ、若干の成長の停滞が予測されますが、全体では10万台の壁を越える見込みであろう。」と述べております。

尚、海外全地域で伸びた弊社の海外販売ですが、特にアジア、中東地域において著しい増加が見られました。

  • アジア地域(日本を除く)では、前年比20%増の35,900台到達。これは全地域の中で最大の販売台数増(+5,900台)となりました。

  • 中東地域では、前年に対し2,700台増加し、45%増の8,800台を記録しました。

一方、国内販売(国内生産及び輸出台数)は毎月、日本自動車販売協会連合会より発表されますが、国内市場は全体として18%縮小するなかで、2004年度上半期における弊社の販売台数は32,400台、マーケットシェアは3.3%減の25.5%となりました。しかし、全体では海外市場における好調な伸びによって、国内市場の台数減少を補う結果になりました。

弊社の2003年度におけるトラック・バスの世界販売台数は、193,000台を記録し、その内51%にあたる97,300台は海外における販売実績となっています。

既に申し上げてきた様に、2004年3月、ダイムラークライスラーが保有株を65%に増やし、弊社はダイムラークライスラーAGの完全な連結子会社になりました。
世界最大の商用車メーカーグループの一員として、弊社はその様々な利点を活かし、直面する課題を克服しながら、国内はもとよりトラック・バス事業のグローバルマーケットにチャレンジさせて頂きます。



閉じる