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三菱ふそう

大型観光バス「エアロシリーズ」を15年ぶりにフルモデルチェンジし
「新型エアロクィーン」に加え、新ブランド「エアロエース」を投入し新発売

〜最高レベルの環境性能と経済性を達成し大型バスとしては初めて「BKG-」を取得〜

2007年6月15日

三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下:MFTBC)は、大型観光バス「エアロシリーズ」を15年ぶりにフルモデルチェンジすると共に従来からの観光用「新型エアロクィーン」に加え、新ブランドとして観光用、高速路線用とマルチに活躍する「エアロエース」を新規に投入。本日から受注を開始、8月29日(水)から全国の三菱ふそう地域販売部門および三菱ふそう販売会社より発売します。

今回のフルモデルチェンジでは、外装/内装のデザインを一新し、FUSOらしい色褪せないスタイルとお子様からご年配の方まで誰もが使いやすいよう配慮を施したインテリアとしました。

また、機能面では排気ガス浄化のため、尿素SCRシステムを採用。エンジンの改良も相まって、平成17年(新長期)排出ガス規制に対し“NOx、PMともに10%低減”を達成し低排出ガス車認定を取得、かつ、平成27年度重量車燃費基準を達成することで、大型バスとしては初めて「BKG-」※の記号を取得した最高水準の環境性能と経済性を実現しました。

※ ディーゼルトラック・バスの排出ガスの識別記号

「新型エアロクィーン/エアロエース」の主な特長
デザインを一新し、FUSOらしい色褪せないスタイルとしました。
誰もが使いやすい配慮を随所に施した、新しいインテリアデザインとしました。
機能美溢れる完全独立型のコックピットとしました。
尿素SCRシステムの採用とエンジン本体の改良により、NOxとPM(粒子状物質)を低減、平成17年(新長期)排出ガス規制に対し、さらにNOxとPMを10%低減し低排出ガス車認定を取得するとともに、平成27年度重量車燃費基準を達成しました。
最高水準の環境性能と経済性を達成した車輌だけに与えられる「BKG-」を取得しました。
安全面ではアクティブセーフティとパッシブセーフティの両面に、最新の安全技術を導入しました。

大型観光バス「新型エアロクィーン」(撮影用特別仕様車)


1. 商品特徴
(1) エクステリア/インテリアデザインの一新
新型エアロクイーン/エアロエースのデザインは、運行される事業者様には「永きに亘り誇りと愛着を持ってお使い頂ける道具」として、また、ご乗車頂くお客様には「また今度乗るときも、この車がいいね」と感じて頂ける商品を目指し、4つのコンセプトにより開発しました。
@

エバーグリーン(Ever Green)
10年20年と永きに亘り使用しても、色褪せず、飽きのこないデザインとするため、「奇を衒わず、流行に左右されず、研ぎ澄まされた造形美・機能美」を追求しました。 また、事業者様の多種多様なボディーカラーやグラフィックデザインにもマッチするようなプレーンなパネル構成としました。

A

ユニバーサルデザイン(Universal Design)
あらゆるお客様に対し最善のおもてなしができるよう、ステップは極力低く均一な段差とし、乗降手摺を両側に装備するなど、安全性と使い易さを追求しました。 また、シートグリップは、グリップ機能と通路歩行時の手置き機能を一体化し、美しく使いやすいデザインとしました。

B

ファミリーアイデンティティ(Family Identity)
お客様にMFTBCの商品として判別頂きやすいよう、FUSOデザインアイデンティティを採用しました。
「エアロクイーン」と「エアロエース」では、一見異なるイメージを採用しながらも、双方ともFUSOファミリーを感じるデザインとしました。

C クール&エモーション(Cool & Emotion)
FUSO大型観光バスのエレガンスを更に洗練させ、「端正」なデザインの中にもどこか「情緒的で存在感」あるデザインとしました。
フロントデザインは、すっきりとしながらも個性的なキャラクターラインにアルミ素材を使用しアクセントとしました。
リアデザインは、心地よい放物線を描くリアウィンドウにLEDランプをアクセントとしました。
エントランスは、緩やかに室内へいざなう螺旋階段に連続手摺をアクセントとし、高いホスピタリティを提供するデザインとしました。
エントランス 客室スペース

(2) 機能美溢れる完全独立型のコクピット

従来車から採用していた運転席左側の扉を、エントランスの螺旋階段の雰囲気を損なわないよう高く設定することでコクピットを独立させました。
それらは、人間工学および市場要望により検証されたドライビングポジション、操作系(ステアリング、シフトノブ)、スイッチレイアウト、長距離運転にも疲れを感じさせないホールド性の優れた新型運転席シートにより、ドライバーの疲労を軽減し安全性を高めました。


(3) 新ブランド「エアロエース」を新規投入

スーパーハイデッカーの「エアロクィーン」に対して全高が260mm低いハイデッカーを、大型観光バス「エアロシリーズ」のエアロキング、エアロクィーンに続き、新たなブランド「エアロエース」として新規に投入しました。
「エアロエース」は都市間の高速路線にも利用されることが多いため、スタイリングにも違いを設け、ワイド感を強調するデザインとしました。


大型観光バス「新型エアロエース」(撮影用特別仕様車)

(4) 低燃費コンセプト
3つのコンセプトを基に、車両としてあらゆる面での最適チューニングを図りました。
@

尿素SCRシステムの採用と、エンジン本体の燃焼効率向上による燃費と排出ガス低減の両立。

A

エンジンの低速トルク増大と(従来車比で最大2%増大)、駆動系減速比の低ファイナル化による燃費と走行性能の両立

B 空気抵抗低減ボディーによる燃費とスタイリングの両立。
これらによって最高水準の経済性を実現しました。

(5) 法規制適合
@

平成17年新長期排出ガス規制に適合
尿素SCRシステムと高精度クールドEGRの採用により世界で最も厳しい排出ガス規制に適合し、さらに規制値に対してNOxとPMをそれぞれ10%低減しました。

A

低排出ガス車認定・平成27年度重量車燃費基準を達成し最高レベル「BKG-」を取得
@に加え、平成27年度重量車燃費基準も達成した結果、大型バスとしては初めて、双方を達成した車輌だけに与えられる「BKG-」を取得しました。


(6) 尿素SCRシステムの採用

エンジンの燃焼状態を最適化することによりPMの低減を図っていますが、NOxの低減と低燃費を両立させる技術として「尿素SCRシステム」を採用しました。このシステムはSCR触媒マフラーと尿素水添加システムで構成され、尿素水から生成したアンモニアの化学反応によってNOxを無害な窒素と水に分解します。尿素水タンクには、凍結による尿素水の凝固を防ぐためにエンジン冷却水を循環するシステムを導入、尿素水配管には電気ヒーターを装備しました。
同システムで消費する尿素水の使用比率は運転状況にもよりますが、燃料100に対して尿素水を3の割合と非常に少なく経済的です。「新型エアロクィーン/エアロエース」では、エンジン本体にチューニングを施すことによって燃焼効率を高め、燃費性能を向上させました。その結果、軽油の消費量が減少した分、CO2の削減に貢献しています。



(7) アクティブセーフティとパッシブセーフティの両面を想定した最新の安全技術を導入

フロントボディおよびリヤボディに新たに角パイプピラーを採用し、さらなるボディー剛性のアップを実現、ロールオーバ性能はECE基準に準拠し、お客様への安全性を確保しました。

運転席には、万が一の衝突時に威力を発揮するSRSエアバッグシステムと3点式プリテンショナー付きシートベルト、さらに衝撃を吸収するステアリングコラムとインパネフレームを標準装備しました。

客席の最前列にはELR式3点式シートベルトを装着し、前面衝突時に最前列のお客様の衝撃を最小限にするよう配慮しました。
ドライバーの安全運行を強力にサポートするため、多重表示モニター「lvis(アイヴィス)」を組み込んだ視認性に優れた新型メータークラスターや、高速走行時などにおいてドライバーの疲労軽減に効果的な電子制御サスペンション「ECS」を採用しました。


2.販売目標台数
  「新型エアロクィーン/エアロエース」  750台/年


3.東京地区販売価格 (消費税含む) 
主な車型 エンジン 車輌総重量 主な仕様 価格(千円)
BKG-MS96JPQ4(エアロクィーン) 6M70T4(309kw) 16,255kg 11列サブ冷 42,546.00
BKG-MS96JPH2(エアロエース) 6M70T2(257kw) 15,705kg 11列サブ冷 37,708.65


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