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三菱ふそう「環境・社会報告書2007」を発行

2007年9月19日

三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下:MFTBC)は本日、2006年〜2007年の日本国内における環境活動・社会活動をまとめた「環境・社会報告書2007」(日本語版)を発行しました。MFTBCはトラック・バスという公共性の高い製品を製造・販売する企業として、環境保全を経営の最優先課題としています。その取り組みを情報開示することを目的に毎年、「環境・社会報告書」を発行しています。

MFTBCは今年「ふそうブランド75周年」を迎えましたが、次の75年も環境活動・社会活動に積極的に取り組むことを約束しています。


1.トピックス (特集記事)

(1) 環境新技術の紹介
2006年7月に発売し、今年更に改良された小型ハイブリッドトラック「キャンター エコ ハイブリッド」をはじめ、今年発売の大型トラック「スーパーグレート」や大型バス「エアロ クィーン」など、新長期排出ガス規制適合車の環境技術を紹介します。
(2) 地域社会との共生
2006年に先進の環境技術を採用した塗装工場を建設、また、その壁面デザイン・緑地帯により「都市景観形成協力者表彰」を受賞するなど、近隣地域との共生に力を入れている川崎工場の取り組みを紹介します。
(3) エコドライブ推進の取り組み
川崎市の企業市民として、「かわさきエコドライブ宣言」に参加する一方、製品では運行 マネージメントシステム「ふそうエコフリート」を発売。また、お客様向けに「省燃費運転 講習会」を開催するなど、様々な分野においてエコドライブを推進する取り組みを紹介 します。

2.「環境サステナビリティプラン」の進捗状況

MFTBCは2003年1月に改訂した環境に関する中期計画「環境サステナビリティプラン」に 沿って環境活動を推進しており、その進捗は次の通りです。

  • 工場からのCO2排出量は111千トンで1990年度比42%削減し、2010年度目標(20%削減)を達成。
  • 自動車リサイクル法に対応した再資源化等の2006年度実績を公表。ASR(自動車シュレ ッダーダスト)のリサイクル率は66.8%で法定基準(30%以上)を達成。
  • 新長期排出ガス規制に適合した各車種を発売。 2007年には小型トラック「キャンター エコ ハイブリッド」、大型バス「エアロクィーン」&「エアロエース」の全車種、および大型 トラック「スーパーグレート」の一部車種が、平成27年度重量車燃費基準を達成すると 同時に「NOx・PM 10%低減 低排出ガス車認定」を取得。
  • グリーン調達では、主要取引先の88%(前年比3.5%増)がISO14001又はEA(エコアク ション)21を取得。今後も「100%」を目指して支援活動を継続。
  • 環境会計については、2006年(1月〜12月)に151億円の環境保全費用を計上。売上 高に対する環境保全費用の比率は1.9%。

3.ダイムラー・クライスラー トラックグループ(以下:DCトラックグループ)における連携

DCトラックグループの一員としてメルセデス・ベンツやフレイトライナーとともに、環境活動、 社会活動においても、次のようなグループ内の連携を図っています。

  • 各種環境技術開発における連携
    MFTBCはハイブリッド技術開発の中心拠点としての役割を担当
  • DCによるMFTBC各工場の環境監査
  • DCトラックグループ全体で一貫した企業倫理活動の展開
  • 日独文化交流「たけのこプログラム」などの文化・芸術支援

◇ 三菱ふそう 環境・社会報告書のインターネットアドレス
(日本語版) http://www.mitsubishi-fuso.com/ECO/index.html (9月19日公開)
(英語版) http://www.mitsubishi-fuso.com/ECO-E/report/index.html (11月公開予定)

担当部門:コーポレート・コミュニケーション本部

◇ 本報告書のご請求方法
本報告書はご希望の方に無償で配布致します。
下記宛に、ご住所・ご氏名・希望部数を記入して、はがき又はFAXでお申し込み下さい。

宛先: 〒212-0058
神奈川県川崎市幸区鹿島田890-12
三菱ふそうトラック・バス株式会社
コーポレート・コミュニケーション本部 「環境・社会報告書」係
FAX: 044-330-5830


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