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三菱ふそう

「環境・社会報告書2008」を発行

2008年10月8日

三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下:MFTBC)は本日、2007年〜2008年の日本国内における環境活動・社会活動をまとめた「環境・社会報告書2008」(日本語版)を発行しました。
今回で5回目の発行となります。
MFTBCはトラック・バスという公共性の高い製品を製造・販売する企業として、環境保全を経営の最優先課題としています。その取り組みを情報開示することを目的に毎年、「環境・社会報告書」を発行しています。
2008年版は、昨年9月に発売された大型ノンステップハイブリッド路線バス「エアロスター エコ ハイブリッド」の特集、また同車が本年7月に開催されたG8洞爺湖サミットでシャトルバスとして運行した様子、さらにはMFTBCの環境に関する中期計画「環境サステナビリティプラン」※1の進捗状況等、その他数多くの環境活動、社会活動に対する取り組みを掲載しています。

※1 環境サステナビリティプランとは、2003年1月に改訂したMFTBCの環境に対する中期計画です。主に「環境マネジメント」「リサイクル」「地球温暖化防止」「環境汚染防止」の4つの観点から具体的な目標を掲げています。


1.トピックス (特集記事)

環境技術の紹介
2007年9月に発売された大型ノンステップハイブリッドバス「エアロスター エコ ハイブリッド」の特長、開発の背景、将来展望などを紹介します。
また、同車が本年7月に開催されたG8洞爺湖サミットでシャトルバスとして運行した様子や、その他の市場での稼動状況を紹介します。
さらに、同車の生産を担当している、三菱ふそうバス製造株式会社における環境保全の取り組みや同車製造時の様子を紹介します。

2.「環境サステナビリティプラン」の進捗状況

MFTBCは環境に関する中期計画「環境サステナビリティプラン」に沿って環境活動を推進しており、その進捗は次の通りです。
  • 2007年度の生産工程でのCO2排出量は107千トンで1990年度比44%削減し、2010年度目標(20%削減)を達成。
  • 自動車リサイクル法に対応した再資源化等の2007年度実績を公表。ASR(自動車シュレッダーダスト)のリサイクル率は65.8%で法定基準(30%以上)を達成。
  • 2007〜2008年に各種の低燃費車、低排出ガス車を発売。「キャンター エコ ハイブリッド」、「エアロスター エコ ハイブリッド」等のハイブリッド車を始め、大型トラック「スーパーグレート」の一部、小型トラック「キャンター」の一部、大型観光バス「エアロクィーン」&「エアロエース」、日本で唯一の2階建て大型バス「エアロキング」が、平成27年度重量車燃費基準を達成するとともに「NOx&PM 10%低減低排出ガス車認定」を取得。
  • 環境会計については、2007年(1〜12月)に216億円の環境保全費用を計上。売上高に対する環境保全費用の比率は2.8%。

3.ダイムラー・トラック部門における連携

ダイムラー・トラック部門の一員としてメルセデス・ベンツやフレイトライナーとともに、環境活動、社会活動においても、次のようなグループ内の連携を図っています。
  • 各種環境・安全技術の開発における連携
    2008年8月、ダイムラー・トラック部門のハイブリッド開発拠点として、MFTBC内に「グローバル・ハイブリッド・センター(GHC)」を設立
  • ダイムラー社によるMFTBC各工場の環境監査
  • ダイムラー・トラック部門全体で一貫した企業倫理活動の展開
  • ダイムラー社による環境活動表彰ELA(Environmental Leadership Award)へのMFTBCチームの参加
  • 日独文化交流「たけのこプログラム」などの文化・芸術への支援

◇ 三菱ふそう 環境・社会報告書(日本語版)のインターネットアドレス
http://www.mitsubishi-fuso.com/ECO/index.html (10月8日より公開)
担当部門:企業渉外・環境部

◇ 本報告書のご請求方法
本報告書はご希望の方に無償で配布致します。
下記宛に、ご住所・ご氏名・希望部数を記入して、はがき又はFAXでお申し込み下さい。

宛先 : 〒212-0058 
川崎市幸区鹿島田890-12
三菱ふそうトラック・バス株式会社
企業渉外・環境部 「環境・社会報告書」係
FAX : 044-330-5830



私たち三菱ふそうトラック・バス株式会社は、「商品・人・サービス」など企業活動のすべてについて「お客様・社会全般・地球環境」のために何ができるのか、何をなすべきなのかを考えます。 私たちの企業活動を「All for you」という言葉に込め、すべての大切な社会や環境、そして、大切なお客さまのために役立てていけるよう追求しつづけます。


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