三菱ふそう
欧州トラマガル工場、生産台数15万台を達成2008年10月24日 |
三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下:MFTBC)は、本日、欧州向けに小型トラック「キャンター」を生産するMFTBCの連結子会社、三菱ふそうトラック・ヨーロッパ(Mitsubishi Fuso Truck Europe Sociedade Europeia de Automoveis, S.A.:MFTE)のトラマガル工場における累計生産台数が、1980年に生産開始以来、本年10月で15万台を達成したことを発表しました。同日、これを記念して同工場で式典を開催しました。トラマガル工場は、1993年に累計5万台、2000年に累計10万台の生産台数を達成しています。 MFTEのトラマガル工場は、ポルトガル・首都リスボンの約150キロメートル北東に位置し、欧州向けの小型トラック「キャンター」の生産拠点、また欧州地域の販売店への卸売り業務を行うMFTBC欧州事業の主要拠点としての役割を担っています。 式典には、ダイムラー・トラック部門総責任者のアンドレアス・レンシュラーを始め、MFTBC代表取締役会長の江頭啓輔、代表取締役社長のハラルド・ブルストラーが出席し、小型トラック「キャンター」のラインオフセレモニーを行いました。レンシュラー氏は、「次期欧州向けキャンターの生産を引き続き同工場で行うことを決定し、その生産体制整備のために総額2,000万ユーロの設備投資をおこないます。」と述べました。その中で、トラマガル工場の重要性について、「ダイムラー・トラック部門において、生産台数15万台の達成は非常に大きな布石です。」と述べました。 MFTBCは、欧州での販売が2007年に前年比9.9%増の10,200台(2006年:9,300台)を記録し、過去最高を記録しました。2008年9月時点では、前年比13%増の8,300台を達成しており、好調な販売が続いています。主にフランス、イタリア、スペイン、英国、ドイツ、ポルトガルで販売しており、2008年には東欧諸国へ参入し、欧州全土で33カ国をカバーする幅広い販売ネットワークを有しています。 |
MFTEトラマガル工場 |
欧州市場での主力車種 小型トラック「キャンター」 |
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