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三菱ふそう

2008年世界販売 過去最高を記録

〜2009年も新規参入による販売強化〜

2009年2月25日

三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下:MFTBC)は、本日、2008年(1月-12月)の世界販売台数が前年比104.8%の197,724台(前年:188,719台)となり、過去最高を記録したことを発表しました。

この要因には、第3四半期まで世界各国の良好な経済状況に支えられたことや東欧7ヶ国への新規参入等により好調を維持し、海外販売が前年比115.6%の155,698台(前年:134,745台)と過去最高を記録したことにあります。

地域別では、東南アジアが前年比141.5%の56,058台(前年:39,628台)を達成、中でもMFTBC最大の輸出国であるインドネシアが前年比157.8%の46,968台と過去最高の販売台数を記録しました。
その他地域では、中東が前年比108.8%の34,675台で過去最高を記録、アフリカが前年比115.6%の16,331台、欧州が前年比109.6%の20,757台、中南米が前年比121.8%の10,966台を記録するなど多くの地域で前年を上回りました。

しかしながら国内販売は需要低迷の影響により、前年比77.9%の42,026台(前年:53,974台)にとどまりましたが、海外販売がそれをカバーし、世界販売は前年比104.8%の197,724台の過去最高を記録しました。また、MFTBCが2003年に発足以来、世界販売台数は5年連続の増加となります。


過去3年の世界販売 暦年ベース (台)
  海外販売台数 国内販売台数 世界販売台数
2008 155,698 42,026 197,724
2007 134,745 53,974 188,719
2006 116,582 71,056 187,638


<2009年新規参入国について>

MFTBCは海外市場の更なる販売強化に向けて、トルコ現地企業の「TEMSA Global Sanayi ve Ticaret A.S.,(以下:テムサ社)」と小型トラック「キャンター」の販売、生産契約を締結し、独立国家共同体のカザフスタンとアゼルバイジャン、そしてグルジアの3カ国へ新規参入することを発表しました。テムサ社で小型トラック「キャンター」(GVW:3.5トン〜7.5トン)のノックダウン生産を行い、同社の販売ネットワークを用いて販売が行なわれます。テムサ社は1968年に設立、1984年以降MFTBCのトルコにおける小型トラック、大型バスの生産・販売拠点としての役割を担ってきました。

MFTBC海外販売本部長のカイ ウーヴェ・ザイデンフースは「三菱ふそうは、長期的に海外販売を伸ばす事に注力しています。新規参入を引き続き他国でも検討する一方で、既存マーケットの強化も進めていきます。」と述べました。

MFTBCは2008年にハンガリー、ブルガリア、スロベニア、クロアチア、ボスニア、セルビア、モンテネグロの東欧諸国7カ国やアフリカのアンゴラへの新規参入を行なってきており、今後も海外での積極的な販売強化を図っていきます。




私たち三菱ふそうトラック・バス株式会社は、「商品・人・サービス」など企業活動のすべてについて「お客様・社会全般・地球環境」のために何ができるのか、何をなすべきなのかを考えます。私たちの企業活動を「All for you」という言葉に込め、すべての大切な社会や環境、そして、大切なお客さまのために役立てていけるよう追求しつづけます。


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