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Daimler AG

ダイムラー・トラック・アジア、FUSOの新型ラインアップ
初のKD生産をケニアで開始

2016年3月11日
2013年に発売を開始したFUSOの新型ラインアップの一つである大型トラック「FJ 2523C」初のKD生産を、アフリカ・ケニアで開始。今後モデルを追加予定。
「ケニアでのKD生産の開始は、私たちの成長戦略における重要な市場であるアフリカ市場に対する、当社のコミットメントである。先日ナイロビで開設したリージョナル・センターとともに、東・中央・西アフリカのお客様により近い地域で、ダイムラーの事業が拡大しています。」(ダイムラー・トラック・アジア(DTA)総責任者・三菱ふそう社長・CEO:マーク・リストセーヤ)
ケニアでは、日本からのKD生産車両の組立を30年以上実施
三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:マーク・リストセーヤ、以下 MFTBC)とダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社(以下 DICV)が協業を行うダイムラー・トラック・アジア(以下 DTA)は、ケニアの販売代理店のSimba Colt社および生産委託会社AVA社とともに、DICVから出荷した大型トラックFUSO「FJ 2523C」初の海外KD生産開始を祝う式典をAVA社モンバサ工場にて実施しました。
大型トラック「FJ 2523C」のKD生産初号車を祝う関係者
大型トラック「FJ 2523C」のKD生産初号車を祝う関係者
「ケニアでのKD生産開始は、私たちの成長戦略における重要な市場であるアフリカ市場に対する、当社のコミットメントである。先日ナイロビで開設したリージョナル・センターとともに、東・中央・西アフリカのお客様により近い地域で、ダイムラーの事業が拡大しています。」(DTA総責任者:マーク・リストセーヤ)
現在AVA社では、日本から出荷した小型トラック「キャンター」および中型トラック「ファイター」などのKD生産を実施しています。この度、インドから出荷した大型トラック「FJ 2523C」のKD生産を初めて開始するとともに、東アフリカ地域で、最も売れている中型トラック「FH」の生産累計12,000台を達成しました。今後更なるモデルの追加を計画しています。
DTAは2013年にFUSOブランドに新型モデルを追加して以来、アフリカではケニア、タンザニア、ウガンダ、ナイジェリア、南アフリカに投入しています。同モデルは、インド・チェンナイの最新鋭工場で製造し、アフリカ市場に完成車として輸出しています。また2016年には、高まるインフラ需要に応え、FUSOブランドとしては初となる高出力の大型トラックをケニアとタンザニアで発売します。DTAでは今後数カ月で、アフリカの他の市場にも同モデルを投入していきます。
Simba Colt社は、MFTBCの現地販売代理店として、48年間の歴史を有しており、ダイムラー社の販売代理店の中においても、最も古い代理店です。また、AVA社は、日本から出荷したトラックのKD生産を1982年から実施しています。
アフリカでの販売・カスタマーサービスを加速
アフリカ地域では、2016年2月に販売とカスタマーサービスを支援するリージョナル・センターを2箇所開設しました。その中で、ダイムラー・コマーシャル・ビークルズ・アフリカ(以下 DCVアフリカ)は、ケニア・ナイロビにあり、東・中央・西アフリカ地域41カ国を統括します。
同地域は、7億7千万人もの人口を抱える巨大市場です。人口の68%が25歳未満という、世界に類を見ないほどの長期成長の可能性が高い地域です。躍進的な発展は、海外直接投資に支えられており、投資額は2000年の約6倍規模にまで拡大しています。経済発展に伴い輸送事業が拡大し、これによる商用車需要の増加が見込まれています。ダイムラー・トラックは2015年、同地域で5900台の商用車を販売し、そのうちFUSOが4000台を占めています。
DTAについて
ダイムラー・トラック・アジア(DTA)は80年以上の歴史を誇る三菱ふそうトラック・バス株式会社と、インド市場で躍進的な成長を続ける新会社ダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社が共同で事業を行う組織です。DTAは製品開発、生産、輸出、調達、研究活動を共同で行い、お客様にとって価値ある製品とサービスを提供する戦略的なビジネスモデルを推進しています。

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