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第32回東京モーターショー
三菱自動車の出品内容

三菱自動車工業(株)では、第32回東京モーターショーに、乗用車コーナーは24台(内、参考出品車6台)、トラック・バスコーナーは6台(内、参考出品車1台)の合計30台を出品し、軽自動車から大型トラック・バスまで幅広いカーラインを持つ国内唯一の総合自動車メーカーとして、クルマづくりに対する積極的な開発姿勢を提示する。

三菱自動車のモーターショー参加テーマ

---Next Beginning−さあ、時代のページをめくろう---


HSR−VI

MCAT

三菱自動車は総合自動車メーカーとして「地球や人にやさしいクルマづくり」を基本理念に、人々に感動をもたらす個性溢れるクルマを提供してきたが、今回のモーターショーでは「Next Beginning−さあ、時代のページをめくろう」を参加テーマとし、次の時代のクルマづくりを提案するとともに、市販車に次々と搭載される環境にやさしいGDIエンジン及びディーゼルDIエンジンをシリーズで紹介、乗用車・トラック・バスのあらゆるカテゴリーで新しいクルマづくりにチャレンジする[三菱自動車]を単一ブース内でアピールする。

*三菱自動車の出品車一覧

乗 用 車 コ ー ナ ー









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HSR−VI
TETRA(テトラ)
MAIA(マイア)
シャリオ グランディス
RVR
RVRスポーツギア
ディアマンテ SE−R
パジェロ ミッドルーフワイド スノーアスリート
チャレンジャー アーバンエクスプレス
カリスマ エクスクルージング
ギャラン スーパーVRー4
レグナム スーパーVRー4
デリカスペースギア クルージングアクティブ
パジェロJr. マックツイストリミッテッド
パジェロミニ アイアンクロスVリミッテッド
ストラーダ デザートクルーザー
ミラージュ アスティ レッドレーシング
ミラージュ 3ドア モダーク
ディアマンテワゴン LS
リベロ X
ミニカ 3ドア グッピー
ミニカトッポ 車いす仕様
パジェロ エボリューション
ランサー エボリューションV
(GDI搭載車)
(  〃  )
(  〃  )
(  〃  )
(  〃  )
(  〃  )
(  〃  )
(  〃  )
(  〃  )
(  〃  )













(参考出品)
(  〃  )
(  〃  )

(参考出品)
(  〃  )

















(参考出品)

 

ト ラ ッ ク ・ バ ス コ ー ナ ー





MCAT(エムキャット)
スーパーグレート
ファイター
キャンター
ニューエアロスター(ノーステップバス)
新型ローザ





(参考出品)




乗用車コーナー

*主な出品車の内容

I.「HSR−VI」ighiy ophisticated−transport esearch)

「HSR−VI」は、前回出品した「HSR−V」をさらに進化させ、自動走行とクルマを操る楽しさの両者を場面に応じ自在に提供する、すなわち"21世紀のモビリティ"を徹底追求したクルマの理想像とした。

(1)スタイリング

(2)安全で快適な環境を生み出すオプティマムキャビン

(3)快適な走りを実現する各種走行装置と表示/操作系

  1. 自動走行時の制御
    前方/後方/後側方ステレオイメージセンサーとレーザーレーダーを用いた白線認識によるレーンキーピング制御、車間距離制御による自律式自動走行と、道路からレーンマーカーセンサーや道路環境/道路状況を路車間で通信するインフラとの通信により走行制御(アクセル/ブレーキ/ステアリング制御)を行う通信式自動走行の2通りの方法を総合的に制御することで、信頼性の高い高度な自動走行が可能となる。
  2. オールホイールコントロール
    あらゆる走行状況においてもドライバーの意のままな走りを実現するために、4輪操舵角制御(All−wheel Active Steer)とTWINーAYC+ASC+ECSを組み合わせて統合制御する。
  3. アダプティブインフォメーションシステム
    自動走行モードではルーフに格納されたインタラクティブマルチディスプレイが現れ、操作装置であるセンターコンソール上のマルチディメンジョンコントローラーを使用し、インターネットや交通/気象などの各種情報との送受信が可能となり、高度情報化時代に対応する。
    ドライバー操縦モードでは視線移動が少なくかつ煩わしさのない位置にモニターを配し、運転に必要な情報のみ表示する。

(4)高い次元を追求した予防安全と環境対応技術

  1. GDIエンジン+CVT
    パワープラントには既に市販車で高い評価を受けているGDIエンジン(2.4L)にCVTトランスミッションを組み合わせ、ドライバーのアクセル操作や走行状態から、加速度を推定し、無段階のギア比により最も効率のよいエンジンの回転域のみを使用することが可能となり、GDIエンジンの特長である低燃費/高出力をさらに高いレベルで両立させる。
  2. 各種カメラ&センサー
    自動走行中にステレオイメージセンサーとレーザーレーダーによる車両周辺視情報により、障害物を検知した場合にはドライバーへの警告と緊急回避により衝突を未然に防ぐ。さらに居眠りや疲労による事故を防止するため、乗員の眼球を監視し瞬きや視線の方向を観察するドライバーモニターカメラにより覚醒度低下や脇見運転を判断し、警告や休息の喚起を行う。

II.「TETRA」(テトラ:horoughbred styling rgonomic multi function interior echnologically advanced sporty performance ize & ll−round information system)

(1)コンセプト

(2)ユーティリティ

1.パッケージング

2.シートアレンジメント

(3)安全性

  1. 歩行者に優しい外板素材と形状
    フロント先端部を見切りのよいデザインとし、また歩行者保護のためソフト樹脂製のパンパーを採用した。フードは内部骨格との隙間を十分にとり、衝撃吸収ストロークを確保したうえでエネルギー吸収構造を追加した。また車体の全周に樹脂パネルを配置し、RV車の安全概念を超える優しいデザインとした。
  2. AYC(左右駆動力移動システム)
    コーナーリング時に4WD車の後輪の駆動力を外側輪に移動してヨー・モーメントを発生させ、旋回性能を一層高めるシステムを採用した。
  3. エアバッグシステム
    運転席/助手席に加え、サイドエアバッグも採用した。
  4. 安全ボディ構造
    国内保安基準はもとより、オフセット衝突、側面衝突など全方位の衝突安全を高いレベルで満足する衝突エネルギー高吸収ボディ構造とした。

(4)ドライブトレイン

  1. エンジン
    高出力と低燃費を高次元で両立し、地球環境にも十分配慮した画期的な高効率エンジンとして好評のGDIエンジンラインアップより6G72型V6 3lDOHC24バルブGDIを搭載した。
  2. INVECS−II スポーツモード5A/T
    三菱独自の最適制御と学習制御による、イージードライブと、M/Tを超えるファントゥドライブを両立した、INVECS−II スポーツモード5A/Tをインパネシフトと組み合わせて採用した。
  3. 電子制御フルタイム4WD
    センターデフ方式フルタイム4WDの発展型で、ファジイ制御により電子制御油圧多板クラッチをコントロールすることにより、前後輪への駆動力配分比を32対68から直結4WD状態まで自動的かつフレキシブルに可変し、路面に応じた最適な駆動力配分を行う。

(5)デザイン

(6)その他

  1. タイヤ
    様々な道路状況で確実な走行を実現するため、255/40ZR19専用オールテラインタイヤをアルミホイールとともに開発し装着した。
  2. サスペンション
    レグナムに採用した4輪マルチリンクサスペンションをベースに、SUVにベストなものに発展させて採用した。なお、リヤサスペンションには車体姿勢や積載荷重に係わらず水平に保つセルフレベリング機構を採用した。

III.「MAIA」(マイア:ini dvanced&deal rchetype)

「MAIA」は、前回のモーターショーで提案した「MAUS(マウス)」をさらに進化させた、21世紀に向けた新形態ミニカーである。コンセプトは、(1)環境に優しい(2)乗る人に優しい(3)歩行者に優しい、とし既存のミニカーが提示した少人数のパーソナルトランスポーテーション性能に、時代の要請であるフレキシブルなスペースユーティリティ機能を、限られた容積の中に全く新しい視点から追求することによって"21世紀の新形態ミニカー"に相応しいマルチユースの画期的なラゲッジ積載性能を実現。環境に優しく、モビリティ、ユーティリティ、安全性に優れたミニマムサイズの魅力的なミニカーとした。

(1)スタイリング

(2)インテリア

  1. コクピット
    インストルメントパネル周りは、運転する人が見やすいように、必要な情報だけをシンプルにコンパクトにまとめたステアリングメーターと視線移動が少なくてすむポップアップ式センターディスプレイ、左右スライド式ステアリング機構など、運転する人へのやさしさにも配慮した。
  2. シートアレンジメント
    シートはフラットな床の上に、様々な使い勝手を可能にしたサテライトシートシステムを採用した。このシステムは本体シートの周りを回転するサテライトシートと、伸縮するシートバックとで構成し、2人乗りから4人乗りまでの対応を可能とした。このサテライトシートシステムをフラットなフロアに配したシートスライドレール上を移動させることにより多彩なシートアレンジを可能にし、使い勝手を向上した。

(3)機能

>IV.「シャリオ グランディス」

V.「RVR/RVRスポーツギア」

VI.「モータースポーツ」

トラック・バスコーナー

三菱自動車はトラック・バスの分野でも21世紀を見つめて社会や地球環境と共存するクルマづくりを目指し、ドライバーの快適性や安全性、商業車としての効率性を追求し続けている。今回、次世代の輸送のあり方を提案したマルチトランスポーター「MCAT」をはじめ、ディーゼルDIを搭載したスーパーグレートやフルモデルチェンジした新型ローザなど三菱が誇るトラック・バスの新たなフルラインアップを展示する。

*主な出品車の内容

I.「MCAT」(エムキャット:itsubishi ity dvanced ransporter)

人や積荷にやさしい21世紀のシティトランスポーター「MCAT」は、"もっと便利に、もっと快適に、もっと安全に"をテーマに、新時代に求められるトランスポーター像を、ひとつの新しいスタイルに具現化したものである。小型バスクラスの衝突安全ボディをベースに、マルチユース機能を盛り込んだ客室(荷室)を採用し、大切な人や物の輸送にフレキシブルに対応するとともにサイド&リヤに設置した自動スロープによって、乗降性や荷役性も大幅に向上した。また、パワーユニットには高効率シリーズ方式HEVを採用することによって、実用的な環境にやさしいクリーンな走りを実現した。

(1)スタイリング/機能

1.エクステリアデザイン

2.インテリア関係

(2)乗降性

(3)駆動システム

II.新型ローザ

11年振りにフルモデルチェンジ、三菱が歴代のローザで培ってきた長年の経験と技術力をフルに活かし、"より快適で、より安全な、ゆとりある走りの、人と環境に優しい小型バス"をテーマに21世紀に向けて開発したユーティリティの高い小型バス「新型ローザ」を展示する。

新技術コーナー

新技術コーナーには、先進の環境エンジンとして三菱が世界に誇る画期的な高効率エンジン「GDI(Gasoline Direct Injection)」と「ディーゼルDI(Direct Injection)」のランナップと全方位からの衝突に有効な新安全強化ボディ「RISE(Realised Impact Safety Evolution)」やITS関連技術、さらに環境対応テクノロジーとして長年にわたる研究成果を集大成したEV(Electric Vehicle)/ハイブリッド車の歴史と技術の展示を行う。

以 上


〒108-8410 東京都港区芝五丁目33番8号(三菱自動車ビル)

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