1999年8月5日
三菱自動車では、平成10年排出ガス規制ならびに中期安全ブレーキ規制に適合した新型「ファイターNX」に、新4気筒インタークーラーターボエンジンを搭載した実用・軽量仕様車を追加して、8月5日(木)から全国のふそう系販売会社より発売する。
実用・軽量仕様車としては、従来フルキャブタイプのファイターSLを設定していたが、今回ショートキャブタイプの「ファイターNX」に追加した。
「ファイターNX」実用・軽量仕様車は、新開発4気筒インタークーラーターボエンジンを搭載すると共に、様々な軽量化メニューの採用によって積載量を増大する一方、ショートキャブタイプの高い機動性を持ち合わせ、装備仕様も実用本位なものとすることで経済的かつ輸送効率の高い仕様とした。
三菱ふそう中型トラック
「ファイターNX」新4気筒ターボエンジン搭載車
KK−FK71DH(1)
1.商品特長
(1)経済的で幅広い用途に対応する180PS、新4気筒インタークーラーターボエンジン
- エンジンは低燃費、軽量コンパクトなDOHC4バルブの4気筒インタークーラーターボ4M50T1型を採用、高い積載性を確保すると共に優れた経済性を実現した
- また従来の4D34T4型インタークーラーターボエンジン・3.9リッター・165PSに対して、今回の4M50T1型は4.9リッター・180PSとなり、余裕の排気量・出力で幅広い用途に対応した
(2)積載量を徹底追求、中型トラック最大の4.95トンを確保(届出最大積載量)
- 軽量コンパクトな4気筒エンジンを採用することにより、パワートレーン全体を軽量化、またショートキャブタイプの採用で、フルキャブタイプよりも短いホイールベースでフルキャブタイプ同等の荷台長を確保した
- ショートキャブタイプ4気筒エンジン車は、各部の軽量化によってフルキャブタイプ6気筒エンジン車に対し、約300kg積載量を増大した(荷台長5.3mクラスで比較)
- 最大積載量はGVW8トンクラスの中型トラックとしては最大の4.95トン(届出最大積載量)とし、高い積載効率を実現した
(3)その他の商品特長
- 装備仕様は実用本位なものとし簡素化した
- ショートキャブ採用で小廻り性を向上した
- ブレーキシステムは中期安全ブレーキ規制適合に併せ、従来ファイターSLで採用してきたバキュームサーボ式からエアオーバー式に一新、ブレーキ性能を向上した
2.東京地区メーカー希望小売価格(除く消費税)
代 表 型 式
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仕 様
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価 格
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ファイターNX標準幅 4.6トン積
KK−FK71DH1 |
180馬力、平ボデー
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4,320
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ファイターNX広幅 4.45トン積
KK−FK71DJ1E |
180馬力、平ボデー
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4,465
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- 希望小売価格(車両本体価格)は、参考価格[エアコンレスの場合]です。(1999年8月5日現在)
価格は各販売店にお問合せ下さい。
- 積載量は平ボデー装着完成車の出荷仕様を示す。
- 価格には、スペアタイヤ、標準工具、ジャッキが含まれます。
- 販売店でセットする付属品は、別途扱いとなります。
- 保険料、税金(含む消費税)、登録に伴う費用は別途申し受けます。
三菱自動車工業株式会社
〒108-8410 東京都港区芝5丁目33番8号(三菱自動車ビル)
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