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ふそうエアロクィーン、エアロバスのプロペラシャフトのリコールについて

ふそうエアロクィーン、エアロバスのプロペラシャフトについて、平成16年6月15日に下記のリコールを国土交通省に届け出ました。
ご愛用車の措置について、販売会社から早急にご連絡・ご相談をさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
ユーザの皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますことを、心よりお詫び申し上げます。

基準不適合状態にあると
認める構造、装置又は
性能の状況及びその原因
流体式リターダ(補助制動装置)を装着した大型バスにおいて、プロペラシャフト接続部(エンドヨーク)の構造が不適切なため、エンドヨークに設けてある十字継手(スパイダ)のベアリング抜け出し防止用のストッパーが発進停止の繰り返しにより摩耗する、又はプロペラシャフト組立て時に損傷する場合がある。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、ベアリングにガタを生じてプロペラシャフトが過大に振動し、最悪の場合、ベアリング固定金具又は取付ボルトが折損して、プロペラシャフトが脱落するおそれがある。
改善措置の内容 全車両、エンドヨークとスパイダ一式を対策品と交換する。
なお、対策品の全数供給に時間を要するため、当面の暫定処置として当該ベアリング部のガタを点検し、整備基準値を越えるものは対策品と交換し、整備基準内の車両は後日対策品と交換する。

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車名 型式 通称名 リコール対象車の車台番号の
範囲及び製作期間
リコール
対象車の
台数
備考
三菱 U-MS821P ふそう
エアロクィーン
または
ふそう
エアロバス
MS821P-10006〜MS821P-10937
平成4年10月13日〜平成7年7月26日
73 台 流体式
リターダ付車のみ
U-MS821PA MS821P-10005〜MS821P-20039
平成3年12月21日〜平成7年6月20日
41 台
U-MS826M MS826M-10044
平成7年6月2日
1 台
U-MS826P MS826P-10129〜MS826P-10740
平成5年1月7日〜平成7年1月11日
21 台
KC-MS822P MS822P-14004〜MS822P-26145
平成7年8月25日〜平成12年4月28日
64 台
KC-MS822PA MS822P-14190〜MS822P-25256
平成8年6月19日〜平成11年7月12日
12 台
KC-MS829M MS829M-14004〜MS829M-14049
平成8年1月15日〜平成9年11月20日
5 台
KC-MS829P MS829P-14097〜MS829P-26178
平成8年3月2日〜平成12年4月6日
43 台
KL-MS86MP MS86MP-20001〜MS86MP-20857
平成12年10月13日〜平成14年4月10日
6 台
  (計9型式) (計2車種) (製作期間全体の範囲)
平成3年12月21日〜平成14年4月10日
(合計台数)
266 台

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