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ふそうエアロクィーン、エアロバスの騒音防止装置(排気管)のリコールについて

ふそうエアロクィーン、エアロバスの騒音防止装置(排気管)について、平成17年5月20日に下記のリコールを国土交通省に届け出ました。ご愛用車の措置について、販売会社から早急にご連絡・ご相談をさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。ユーザの皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますことを、心よりお詫び申し上げます。

リコール届出番号 1437 リコール開始日 平成17年5月21日
不具合の部位(部品名) 騒音防止装置(排気管)
基準不適合状態にあると
認める構造、装置又は
性能の状況及びその原因
排気管の固定方法が不適切なため、エンジンの振動により排気管に亀裂が発生するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、騒音レベルが規制値を超える、または排気ガスの熱により周囲の電気配線の被覆が溶損し、電気配線がショートして、最悪の場合、エンジンが再始動できなくなるおそれがある。
改善措置の内容 全車両、排気管及び消音器を対策品と交換する。
また、パワーステアリングオイルパイプと排気ブレーキエアパイプの取り回しを変更した変更品と交換するとともに、排気管及び消音器の周辺部を点検し、他部品と干渉しているものは修正を行う。
なお、平成16年10月20日、リコール届出番号「1276」の作業の指示内容が不適切なため、既に作業が完了している車両については、パワーステアリングオイルパイプと排気ブレーキエアパイプを点検し、変更品が取り付けられていない車両は変更品と交換するとともに、排気管及び消音器の周辺部を点検し、他部品と干渉しているものは修正を行う。

届出一覧 | 改善箇所説明図 | 主要諸元

車名 型式 通称名 リコール対象車の車台番号の
範囲及び製作期間
リコール
対象車の
台数
備考
三菱 U-MS815N ふそう
エアロクィーン
または
エアロバス
MS815N-10001〜MS815N-20001
平成5年2月23日〜平成7年8月8日
30 リコール対象車の
台数は、国内向け
生産台数を示す。
U-MS815S MS815S-10001〜MS815S-20001
平成5年5月25日〜平成7年5月22日
43
U-MS826M MS826M-10001〜MS826M-10045
平成5年3月2日〜平成7年8月9日
35
U-MS826MA MS826M-10002〜MS826M-10027
平成5年3月10日〜平成6年3月22日
10
U-MS826N MS826N-10002〜MS826N-20001
平成5年3月23日〜平成7年7月3日
26
U-MS826NA MS826N-10001〜MS826N-10008
平成5年12月9日〜平成7年2月1日
4
U-MS826P MS826P-10001〜MS826P-20014
平成4年10月21日〜平成7年8月25日
786
U-MS826PA MS826P-10004〜MS826P-10921
平成4年10月22日〜平成7年8月7日
158
U-MS826S MS826S-10001〜MS826S-20006
平成4年11月16日〜平成7年7月13日
36
KC-MS815N MS815N-14001〜MS815N-24009
平成7年8月25日〜平成10年1月10日
25
三菱 KC-MS815S ふそう
エアロクィーン
または
エアロバス
MS815S-14001〜MS815S-24003
平成7年9月7日〜平成9年9月9日
101  
KC-MS829M MS829M-14001〜MS829M-24003
平成7年9月22日〜平成10年3月2日
53
KC-MS829N MS829N-14001〜MS829N-24004
平成7年9月25日〜平成9年9月9日
21
KC-MS829NA MS829N-14018
平成9年5月19日
1
KC-MS829P MS829P-14004〜MS829P-44015
平成7年9月12日〜平成10年3月28日
442
KC-MS829PA MS829P-14001〜MS829P-14480
平成7年9月7日〜平成9年9月26日
84
KC-MS829S MS829S-14001〜MS829S-24003
平成8年1月9日〜平成9年9月9日
15
KC-MS829SA MS829S-14011〜MS829S-14013
平成9年7月11日〜平成9年7月11日
3
  (計18型式) (計2車種) (製作期間の全体の範囲)
平成4年10月21日〜平成10年3月28日
(合計台数)
1,873台
 
(備考)本件は、平成16年10月20日に届出番号「1276」で届出を行ったものであるが、対象車両の選定に集計漏れがあり、更に、リコール作業の指示内容が不適切なため、改善措置の内容に追加作業が必要であることから、対象車両の範囲及び改善措置内容を変更し、再度届出し対策を行うものです。

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