小型トラック・バス 燃料フィルター交換時の注意点 |
![](../../images/spacer.gif) |
10年型小型トラック・バス(4P10搭載車両)において、燃料フィルターを交換する際に工具の使用方法を誤るとフィルターケースを破損させ、燃料漏れを発生させる事があります。
燃料フィルター交換時は以下の要領に従い交換作業を行って下さい。 |
名称及び形状 |
部品番号 |
用途 |
![フィルターレンジ P116182](images/image_1.jpg) |
MH064193 |
フィルターケースの脱着 |
■脱着における工具掛け要領専用工具(MH064193)をドレーンプラグと180°反対方向から最深部まで挿入するとともに水平を保ち脱着操作をして下さい。
【注意】
指定方向以外から専用工具を挿入するとフィルターケースが破損します! |
■一般工具を使用する場合 |
![一般工具を使用する場合の説明図](images/image_3.jpg) |
モンキーレンチ・スパナなどの一般工具を使用する場合も、注意事項は専用工具と同じです。
ただし、使用工具は以下条件を満たしているものを使用して下さい。
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- 工具を掛けたときに先端が六角頭部から5mm以上長いこと。
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- 工具厚さが9mm以上であること。
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- 可動式レンチは、ガタを十分に詰めて使用すること。
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- 2面幅の確保できない工具は使用しないこと。
(パイプレンチ・プライヤーなどは六角部を破損させるため使用厳禁)
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■フィルターケース締付け時要領 |
![フィルターケース締付け時要領の説明図](images/image_4.jpg) |
フィルターケースを締付ける際、フィルターケースの突起がフィルターヘッド側の突起を乗り越えて、図示範囲に入っていることを確認して下さい。
突起が見難い場合は、フィルターヘッド〜ケース間の任意の場所に合マークを付けて目印として下さい。
【注意】
図示範囲を超えてフィルターケースを締付けるとフィルターケースが破損します! |
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