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販売会社における環境取り組みについて

2000年12月22日


三菱自動車は、販売会社における環境取り組みの活動方針をまとめ、三菱自動車販売協会の協力を得て全国の販売会社に展開する。

三菱自動車では、これまでも販売会社と連携し、 個々のテーマ毎に環境取り組みを行なっていたが、今回ISO14001の手法を取り入れた形で社内システムを構築し、 廃油廃部品処理、交換バンパーリサイクル回収、サービス工場の排水処理、使用済自動車処理、エアコン冷媒の回収、エアバックの適正処理、 事業系一般ゴミ処理の7つの項目(詳細:次頁図参照)について、具体的活動を通じ、全従業員の環境保全意識を高め、 一層積極的な取り組みと継続的改善を行なっていく。

販売会社内環境取り組みシステム構築の具体的内容は、

  1. 経営トップ(販売会社社長)による環境取り組み宣言

  2. 環境取り組み体制づくりと責任者の明確化

  3. 現状把握と取り組み計画の策定

を柱として、三菱自動車からは全国の販売会社へ資料を提供し、販売会社では各社トップ自らの陣頭指揮により、 全社的取り組みとすることで一層の効果をあげ、環境保全活動を推進していく。

三菱自動車では、これまでも三菱自動車グループとして「三菱自動車 環境指針」を策定し、国内全製作所をはじめ、 国内外関係会社でもISO14001を取得するなど、自動車ライフサイクルの全ての活動の中で環境保全活動を展開する方針を明確にし、関係各社と協力し合い、 総合的な環境マネジメントの充実に努めてきたが、今回の販売会社における取り組みにより、 自動車の開発・購買・生産・販売・サービスに至るまで一貫した取り組みが拡充される。

三菱自動車販売会社 環境基準

活動項目 管理目標
1 廃油、廃部品処理 廃棄物の管理徹底と適正処理(特に水銀、鉛等の有害物質)
最終処分業者迄の適正処理(マニフェスト)の確認
マニフェスト発行 100%
マニフェスト回収 100%
2 交換バンパーリサイクル回収 リサイクル回収の確実な実行
3 サービス工場の排水処理 規制対象の特定施設を有するサービス工場は、規制基準への適合
4 使用済自動車処理 適正解体処理業者との取引
取引を行っている解体業者の適正処理確認
マニフェスト発行 100%
マニフェスト回収 100%
5 エアコン冷媒の回収 確実な回収または委託により、大気放出0%
6 エアバッグの適正処理 確実な処理または適正処理業者への委託
7 事業系一般ゴミ 分別排出
焼却炉の全面使用禁止

以上


三菱自動車
〒108-8410 東京都港区芝5丁目33番8号(三菱自動車ビル)
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