- 三菱自動車は、この計画により安定した成長を維持し、私たちのお客様の信頼を回復する。
- この画期的な計画により、2003年までに営業利益率4.5%を達成する。
三菱自動車は、本日、新経営ビジョン「三菱自動車 ターンアラウンド計画」の骨子を発表しました。
なお、今回の発表は中間報告であり、3月末に同計画の全容を発表することとしております。
三菱自動車はダイナミックでオープンな姿勢により、安定した成長を実現し、私たちのお客様の信頼を回復したいと考えています。
更に、新しい品質とデザインの基準により、世界中の皆様から高く評価、信頼される自動車メーカーになります。
この計画の実行により、2003年には売上高営業利益率4.5%を達成します。
この計画は三菱自動車にとって、歴史上画期的なものであり、この計画を成功させることにより私たちのお客様、
株主、サプライヤー、販売会社、関連会社並びに社員に大きく貢献します。
同計画での主要項目は次のとおりです。
- 資材費を2003年を目途に15%削減します。
これは、サプライヤーとの公正で結果重視の緊密な協力関係(コスモス:Common Supplier and MMC Operation System)を通して実現します。
- 生産能力を20%以上削減します。乗用車組み立て4工場の内、1つの工場の閉鎖を検討します。
- 三菱自動車グループの総従業員を生産能力の削減、アウトソーシング、ビジネス・プロセスの適正化により、14%(約9,500名)削減します。
- コア・ビジネスに集中し商品力を強化すると共にプラットフォームの削減(プラウディア、ディグニティなど)を図ります。
- 販売会社との強固で密接な関係の構築により、最高のお客様サービスを実現します。
- 新しい品質管理システムを実行することにより、品質を確保するプロセスを確立し高品質な車を提供します。
- 本年4月1日までに新しい組織を発表します。
- 顧問制度を廃止します。
ターンアラウンド計画に加え、ダイムラークライスラー社との協業によるコンポーネントの共用により、更なるコスト削減を図ります。
主要プロジェクトの一つとして、2004年からオランダの生産工場である"NedCar"でZカー(4人乗り)を生産します。
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