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三菱自動車製大型車の自主点検措置結果について

2002年4月26日


三菱自動車は、1月22日から4月22日までの3ヶ月間に亘り当社製の一部大型車の自主点検措置(対象車のフロントハブ無償点検および摩耗ハブ無償交換)を実施し、ユーザーの方々、整備業者の方々、販売会社、さらに関係諸団体の関係者に点検整備の重要性をご理解願い、道路交通の安全を一層確実なものとするよう努めてまいりました。

さらに、ユーザーの方々の利便性を考慮するとともに点検整備の促進のため、自主点検措置期間中に点検入庫の予約をされた方々には無償交換の適用を延長いたしております。

自主点検措置の4月22日時点における点検実施率は73.1%となり、点検予約を含めますと90%以上が点検可能となる見込みです。なお、4月22日時点における摩耗大車両の比率は16.3%になりました。三菱自動車はこのような状況をふまえ、未点検のユーザーの方々には改めて入庫をお願いし、ユーザーの方々からの入庫を待つだけではなく直接お客様に出向いて点検するなど、全車点検を目指して無償点検は継続いたします。

これまでの点検および調査結果から、車両の使用方法が適切で、適切な点検整備が実施されていればハブの異常摩耗と破損は防げると考えております。車輪脱落事故防止については、自工会においても啓発活動を行っておりますが、三菱自動車は今回の自主点検措置で得られた経験と貴重な情報を今後の車両開発に活かすとともに、道路交通の安全を更に確実なものとするため、ユーザーの方々、整備業者の方々、販売会社に点検整備の励行についてより一層のご協力を頂くなど、車輪脱落事故の再発防止に引き続き真摯に取組む所存でございます。

 

ご説明資料

  1. 点検結果及び調査の状況
  2. 自主点検措置対応と再発防止の取組み

 

ご参考

以上


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