国内初、シリーズ式電気ハイブリッド(HEV)大型路線バスの運行開始43%の燃費向上と60%のNOx低減で最新のクリーン性能を達成
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1. 開発の背景近年、都市内を走行する路線バスには、大気汚染の深刻化に伴う排出ガス低減、および経済性、地球温暖化防止対策としての低燃費化(CO2排出量の低減)が切に求められています。
2. 車輌の概要「エアロスターノンステップHEV」は、エンジンを発電専用とし、モーターのみで走行するシリーズ式ハイブリッド方式を採用した「エアロノンステップHEV」(2000年東京モーターショー参考出品車)をベースに、高密度リチウムイオン電池のエネルギー収集性能の向上、エンジン吸排気系へのクールドEGR・酸化触媒の追加などにより、43%の燃費向上と60%のNOx低減を実現し、低公害車(LEV)レベルの環境性能を達成しました。またノンステップバスの乗降性・走行性を更に高めるニーリング・車高アップ装置の使い勝手の向上など、低公害ノンステップバスとして地球にやさしく人にやさしい性能を更に向上させました。 3. 運行路線について今回、「エアロスターノンステップHEV」は、6月11日から実施されるサッカーワールドカップ大会静岡スタジアムエコパ会場(静岡県袋井市)に於けるJR掛川駅〜会場間の観客シャトル輸送として運行が開始され、ワールドカップ大会終了後は、遠州鉄道の一般バス路線での運行が予定されています。 4. 今後について「エアロスターノンステップHEV」は、今回の運行開始後も遠州鉄道と乗客皆様のご意見を元に、使い勝手などを更に向上させて、2003年以降の量販を目指します。 5. 遠州鉄道株式会社概要
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