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追加自主点検措置の概要

1) 点検措置開始日:2002年7月26日(金)

 

2) 対象車種及び台数

現在自主点検を実施中の対象車のうちアルミホイール装着車を対象とする。

 
今回の追加点検対象推定
台数(アルミ装着車)
生産期間
現在実施中の自主点検
対象登録台数
大型トラクタ
330台
1986/11〜1997/2
12,446台
大型ダンプ
870台
1986/10〜1996/4
25,214台
大型観光バス
2,700台
1987/11〜1997/12
7,969台
その他大型車
1,790台
1986/10〜1997/12
43,839台
合計
5,690台
89,468台

 

3) 点検措置内容:

  1. ハブとホイ-ル摩耗を計測し、ハブ〜ホイ-ル隙間量が0.9mm以上のものは、ハブが損傷をうけている可能性が考えられるので、ハブを新品に交換。
  2. ホイール単体での摩耗が0.7mm以上のものは、ホイールを交換。なお、摩耗が0.3mm超〜0.7mm未満のものはホイール交換を推奨。
  3. 点検およびハブ交換は無償、ホイール交換は有償。

 

4) ユーザーへの周知:

直接訪問またはダイレクトメールにより通知する。

 

5) 今後の対応:

アルミホイール装着車に対するホイール取り付け時の点検整備要領を見直し、啓発活動を実施する。

  1. ユーザーへの通知:自主点検対象ユーザーへ案内した「点検整備時のお願い」にアルミホイールの取扱いを追加し、再度案内する。
  2. 販売会社、整備業者への通知:当社整備情報誌「サービスニュース」および一般の整備専業者向け日本自動車整備振興連合会(日整連機関誌)「技術情報」にそれぞれ10月号掲載予定でアルミホイール取り付け時の点検整備要領を掲載する。(ハブとホイール摩耗量の計測、ハブ〜ホイ-ル隙間量0.9mm遵守を明記)

 

6) ハブ〜ホイ-ル隙間量(0.9mm)設定の理由:

0.9mmは、ハブ〜アルミホイール隙間量と残存寿命との関係から導き出したもので、万全を期すため適切と判断した基準で、十分な残存寿命を確保したものです。使用及び点検整備が適切であれば100万〜200万Kmの十分な残存寿命の確保を見込んでおります。

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以 上


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