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三菱ふそう

IAA国際商用車ショー2004に出展

〜ダイムラークライスラー商用車部門の一員として初の展示〜

2004年9月21日

三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下「三菱ふそう」)は、9月21日(火)から9月30日(木)までドイツのハノーバーで開催される世界最大の商用車ショー「IAA国際商用車ショー2004」(International Motor Show(IAA)Commercial Vehicles in Hannover)にダイムラークライスラー社(以下「DC社」)の商用車グループの一員として初めて出展します。

三菱ふそうは、2003年1月に三菱自動車から分離・独立し、同年3月にDC社と資本提携しました。その後、今年3月にDC社が資本比率を65%に引き上げ、DC社の商用車部門の一員となりました。三菱ふそうはアジア地域に強化な基盤を持つ商用車メーカーとして世界各国で広く認知されており、欧州では小型トラックキャンターを18カ国に販売しております。
今後さらに海外販売の伸長に力をいれ、「輸出台数10万台以上、20%増」を目標に掲げています。

ポート社長は、9月21日に開催されたプレスブリーフィングで、
「今回の出展は当社とダイムラークライスラー社とのWin-Winのパートナーシップを示したものです。例えば弊社は世界一の商用車メーカーであるDC社が持つ高い品質に係るノウハウを活かすことが出来るようになります。またDC社は弊社のアジア・アセアンにおける販売力とHEV等の弊社が持つユニークな技術を採りいれることが出来るようになります。」とDC社と弊社の提携のメリットについて述べました。

1.ハノーバーショー出品内容

1) キャンター展示
ポルトガルのMitsubishi Fuso Truck Europe(MFTE)で現地生産している小型トラック「キャンター」を11台出品。欧州における小型トラックセグメントにおいてキャンターの商品力の優位性をアピールします。

2)

環境に優しいHEVシステムを参考出品

三菱ふそうが独自に開発した小型トラック用のハイブリッド駆動システム(HEV)を参考出品します。このシステムは、PM排出量を約90%低減、NOxを約66%低減、燃費を40%向上、弊社の環境性能および技術力をアピールします。


2.欧州地域での販売

1) キャンターの販売
ポルトガルで現地生産されている小型トラック「キャンター」は2001年より、フランス、イギリス、イタリア、ポーランド、スウェーデンの各国で、メルセデスベンツの販売網を通じて販売しています。また現在、スイスでの販売も計画中です。
ドイツ国内では従来のMMDG(Mitsubishi Motors Deutschland GmbH)の販売網(45拠点)に加え、この夏よりダイムラークライスラーの販売網20社を通じて販売を開始しています。

2)

2004年度第一四半期(4−6月)の輸出台数

全世界の輸出台数は前年比26%増の31,300台と前年に比べ堅調に推移しております。欧州地域は同27%増の2,330台と同じく堅調に推移しております。


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