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三菱ふそう

「環境・社会報告書2005」を発行


2005年11月16日

三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下、三菱ふそう)は、2004年度の日本国内における環境活動・社会活動を報告する「環境・社会報告書2005」を発行しました。三菱ふそう単独では2号目となります。

今号から、名称に「社会」を加え、社会活動に関する記載を充実させました。また、トピックス欄を新たに設け、自動車リサイクル法への対応やエコアクション21普及活動への取り組みを紹介しています。

【特記事項】

名称を「環境報告書」から「環境・社会報告書」に変更しました。社会的責任を第一に掲げた企業理念を踏まえ、環境についてはもちろん、以下のような社会貢献活動の取り組み
を紹介しています。
  • 「コンプイアンス憲章」の制定や「ふそう倫理委員会」の設置による企業倫理向上への取り組み。
  • 品質改善への取り組み」の一環としてのISO9001の認証取得活動状況。
  • 車いす対応車両「ローザチェアデッキバージョン」などの「人にやさしい車両」の普及活動。
  • 地震や津波による災害に対する支援活動(トラック寄贈など)。

「環境サステナビリティプラン」の進捗状況
2002年6月に当社が策定した環境に関する中期的な同プランに沿って環境活動を推進してきており、その進捗は次の通りです。
  • 小型ハイブリッドトラック「キャンターHEV」(*1)を2004年東京モーターショーに出展。
    (*1) クリーンディーゼルエンジン、パラレル式ハイブリッドシステム、機械式自動変速機「INOMAT-・」を組み合わせて環境性能とイージードライブを実現し、2006年春に発売予定。今後、三菱ふそうはダイムラークライスラー・グループの
    一員として、小型HEV技術開発の中心としての役割を担う。


  • 工場からのCO2排出量は119千トンで1990年度比37.7%削減し、目標(20%削減)を達成。
  • 自動車リサイクル法が2005年1月からスタートし、フロン・エアバッグ・シュレッダーダスト(ASR)の引き取り・リサイクルなどの確実な対応を実施。
  • お取引先の82%がISO14001又はエコアクション21(*2)の認証を取得。今後も「100%」を目指して支援活動を継続。
    (*2) 環境省が1996年に中小事業者向けに策定した環境活動評価プログラム。

環境会計については、売上げ高の2.8%を「環境保全コスト」として計上しました。特に
自動車リサイクル法に対応するシステムの構築・運営費用として約3億円を計上しました。また、今号から「環境保全効果」および「環境保全対策に伴う経済効果」を算出し、
環境保全活動による効果を定量的に評価しています。

トピックスとして、社員の取り組み努力を紹介した「自動車リサイクル法スタート準備」、「エコアクション21への取り組み」を掲載しました。また、グローバル事例紹介の第一歩として「海外関連会社(MFTE、MFTT)の環境保全活動」を掲載しました。

三菱ふそうは地球温暖化防止の国民的プロジェクト「チーム・マイナス6%」に参加しています。イントラネットや社内報を通じて地球温暖化防止のための啓発を行い、CO2排出抑制に努めています。


三菱ふそう 環境・社会報告書のインターネットアドレス
(日本語版) http://www.mitsubishi-fuso.com/ECO/index.html
(英語版) http://www.mitsubishi-fuso.com/ECO-E/report/index.html (12月初旬公開予定)


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