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三菱ふそう、ダイムラー・クライスラーと
日独高校生交流プログラム支援

2005年12月19日


三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下、MFTBC)は本日、ダイムラー・クライスラーと日独両国の高校生交流プログラム「たけのこ プログラム」を支援することを決め、同プログラム運営を担当する「財団法人 ベルリン日独センター」(所在地:ドイツ ベルリン市)との間で調印式を行いました。

「たけのこ プログラム」は、日独両国の高校生を対象に、相手国を訪問する際の渡航費用の一部を支援するものです。交流を通じて両国の青少年がお互いの歴史・文化への関心を高めながら理解し認め合う精神を養い、両国間の友好関係を深めていけるようにという目的で設立されました。「たけのこ プログラム」の命名には、日独両国の青少年交流が、すくすくと緊密な根強いネットワークを構築し、真っ直ぐに成長していく竹の子のように強く、逞しく成長してほしいという願いが込められています。

「たけのこ プログラム」はダイムラー・クライスラーとそのグループ企業であるMFTBCが共同スポンサーとなり、両社は毎年総額10万ユーロ(約1,400万円)の資金を拠出します。その管理、人選等は、「財団法人 ベルリン日独センター」(本拠地:ドイツ ベルリン市)に運営頂くことになります。1985年に設立された同センターは、日独の外務省及びドイツ上院が後援し、長年にわたって日独学生交流活動を支援しています。

本日、ドイツ連邦共和国駐日大使の公邸で調印式が行われ、ドイツ外務省のボームガルーデン副大臣 、シュミーゲロー駐日ドイツ大使、日本側から外務政務官の(やまなかあきこ)衆議院議員、MFTBCからハラルド・ブルストラー社長が出席しました。

ハラルド・ブルストラー社長は調印式の席上で次のように述べました。「弊社は日独社会で末永く貢献していきます。この交流プログラムも両国の青少年が相互理解を深め、日独社会の相互理解のために貢献できるものと期待しています。」

2004年12月9日、日本の小泉首相とドイツのシュレーダー前首相は東京で会談し、両国関係強化の基礎的な柱を確立するため、両国間の青少年交流プログラムを推進することに同意しました。それを受けて、2005年4月から両国友好のための「日本におけるドイツ年2005 / 2006」プロジェクトが展開されており、「たけのこ プログラム」は同プロジェクトの重要なひとつとして設立されました。


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