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三菱ふそう

ふそうブランド75周年ロゴを発表

〜 お客様のために更なる飛躍を期して 〜

2007年5月25日

三菱ふそうトラック・バス株式会社 (以下:MFTBC) は本日、ふそうブランド誕生75周年のロゴを発表しました。ふそうブランドは、1932年に三菱造船株式会社(現在の三菱重工業株式会社)神戸造船所で製造したバスに初めて「ふそう」と名付けて以来、今年で75周年を迎えます。

MFTBCは長い年月にわたり社会の皆様と多くのお客様に支えられながら進化と発展を重ね、今年で75周年を迎えることが出来ました。75周年のロゴは社会の皆様とお客様への感謝の気持ちを表すとともに、"The Next 75 Years For Our Customers"というスローガンが示す通り、「これからの75年もお客様のために」という強い願いが込められています。色は三菱スリーダイヤの赤を採用し、デザインは日本の毛筆画のスタイルにすることで、「日本で生まれ、日本を中心に活動する企業」であることを表現しています。また、躍動的な円は回転するホイールをイメージし、社会の皆様やお客様に輸送手段を提供する社会的使命を表しています。

MFTBC代表取締役社長兼CEOのハラルド・ブルストラーは、「おかげさまで当社製品は、日本はもとよりアジアをはじめ世界各地のお客様にご愛顧頂くまでに成長しました。感謝の気持ちをもって75年の歩みを振り返るとともに、ダイムラー・クライスラー トラックグループの一員として“最も信頼される企業”になるように日々、努力してまいります。力強いロゴを通じて75年の伝統とこれからの確かな将来を、誇りと自信をもって皆様方にアピールしてまいります。」と述べました。

MFTBCは、75周年の2007年を更なる飛躍の年と位置付け、これから1年間、東京モーターショーを始めとする各種イベント、制作物の中でこのロゴを使用する予定です。


< 75周年ロゴ >


1.ふそうのはじまり

1932年、三菱造船株式会社(現在の三菱重工業株式会社)神戸造船所が製造したバス「B46型」に初めてふそうブランドが使用されました。車体7メートル、38人乗りのバスには7リットル、6気筒で100馬力のガソリンエンジンが搭載されました。
鉄道省へのB46型バスの納車第1号を記念し、バスの愛称を社内公募した結果、「ふそう」が採用されました。「ふそう」はその昔、中国の「東の日の出るところに育つと伝えられる神木」、つまり日本の別称として使われていた言葉から由来します。扶桑(ふそう)の木は扶桑花(ぶっそうげ)と呼び、広く一般にはハイビスカスの名で知られています。常緑樹(1年以上枯れない葉をもつ樹木)で約3メートルの高さまで成長し、赤色と薄桃色の美しい花を咲かせます。


1932年に従業員によって名付けられたB46型のふそう第1号車

2.ふそうの歴史

第1号に続き、「ふそう」の愛称はガソリンエンジンの4トントラックKT1 (1946年)、日本初の大型キャブオーバートラックT380、日本初小型バスのローザ (1960年)等の主要商品に次々と使用されるようになりました。昭和期の日本経済高度成長に合わせ、商品ラインナップはトラック・バスともに小型〜大型のフルラインが揃い、経済発展の一翼を担いました。

3.ふそうの現在

2006年、環境に優しい車としてハイブリッド技術を駆使した小型トラック「キャンター エコ ハイブリッド」を発表しました。また、2007年には新長期排ガス規制対応の尿素SCR技術搭載の大型トラック「スーパーグレート」を発表しました。 経営面では2003年にダイムラー・クライスラーの一員として新たなスタートを切りました。さらに2006年春にダイムラー・クライスラー内で組織されたトラックグループに入り、その一翼を担っています。

4.ふそうの未来

ダイムラー・クライスラー トラックグループにおける小型トラック及びハイブリット技術の開発拠点として、環境性、経済性に優れた商品の開発に力を注いでいます。これからも社会が商用車に求める「品質・環境・安全」を最優先に、優れた商品の開発に努めます。


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