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2007年6月19日

対外コメント


本日、ダイムラー・クライスラー社はフィアット・パワートレイン・テクノロジー社との戦略的協力契約の第一ステップとして、「三菱ふそうが2009年よりフィアット・パワートレイン・テクノロジー社から小型エンジンの供給を受ける」ことを発表しました。

これはいろいろな要素を慎重に検討した末に、決定しました。
まず申し上げたいことは、当社が供給を受けるエンジンは燃費に優れ、環境性能に優れ、高い能力をもった素晴らしいエンジンだということです。

次に、今日のトラックエンジンがお客様のニーズだけではなく厳しい環境基準への適合を求められていることを考えると、他のサプライヤーとコストを共有しスケールメリットを追求することは有意義であること。開発コストが 増加の一途をたどる中、最近の自動車業界ではこのような方法は一般的になってきています。

そして、このようにエンジン供給を受けて優位な価格競争力を持つことにより、他の製品並びに開発プロジェクトに大規模な投資を行い、引き続き高品質、高性能で高い価値を持った製品をお客様に提供することが可能になるのです。

今後もここ日本の国内法規への適合、国内外のお客様のニーズに対応するための開発体制は維持します。今回の決定は前向きな戦略的判断であり、私たちが現在取り組んでいる「お客様にとってのNo.1企業になる」というイニシアティブに沿うものです。

三菱ふそうトラック・バス株式会社
代表取締役社長 最高経営責任者(CEO)
ハラルド・ブルストラー



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