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2007年6月28日

弊社に関する一部報道記事について


三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下:MFTBC)は、日本国内に所有する約180箇所の不動産をセール&リースバック(売却した上で借り上げ)することで金融会社と契約を締結しました。売却対象には地域販売部門の各拠点も含まれますが、販売拠点の営業には何ら影響はなく通常通り行われます。

MFTBCは現在、自動車メーカーにとって中核を成す設計、生産、販売、品質分野の強化に経営資源を集中させる一方、26販売会社の統合、開発子会社の統合、部品生産子会社の売却等を通じ、資産の最適利用を推進しています。同時に、将来に必要な投資に備えるとともに、財務体質の改善を図るため、今回のような所有する資産の見直しを行っています。

具体的には、MFTBCが所有する不動産の中でセール&リースバック方式(売却した上で借り上げ)に適した物件を選定し、一括して金融会社と契約するに至りました。例えば、販売拠点はセール&リースバック方式に適しています。お客様のニーズに合わせて将来的には販売ネットワークを再構築することも容易になり、今まで以上に柔軟性を持たせることができます。尚、拠点活動として継続したい場合はリース期間を延長します。

MFTBCは今回のリースバック契約により、将来に向けた投資や債務返済に備えることができるとともに、純資産利益率も大きく改善されます。ここ数年、商品面では国内で新長期排ガス規制対応の商品、キャンターエコハイブリットの開発、生産面では新塗装工場を建設するなど設備投資も行ってきましたが、これからも中核部門では積極的に投資を行っていきます。

三菱ふそうトラック・バス株式会社
広報部



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