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三菱ふそう

インドネシア現地企業2社に資本参加

2007年12月3日

三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下: MFTBC)は、P.T.Krama Yudha(以下:KY)、三菱商事株式会社、三菱自動車工業株式会社との間で、インドネシアのP.T.Krama Yudha Tiga Berlian Motors(以下:KTB)とMitsubishi Krama Yudha Motors and Manufacturing(以下:MKM)の資本構成に関して合意し、出資手続きが完了したことを発表しました。

今回の合意によりMFTBCはKTBの株式の18%、MKMの株式の32.28%を取得しました。インドネシアはMFTBCにとって最大の輸出国であり、かつ同国の商用車市場の50%以上のシェアを占めており、2社への資本参加で事業基盤は更に強固なものになります。

MFTBCは過去5年間にインドネシアで175,000台以上を販売しました。2007年は総需要がプラスに転じ、しかも新車を投入したことが功を奏して販売台数を大きく伸ばしています。2007年第1〜第3四半期(1月〜9月)の販売台数は前年比48%増の21,679台でした。

ダイムラーAGのアンドレアス・レンシュラー取締役、トラック部門総責任者は「グローバルで商用車市場の成長を考えると、アジア地域は最も有望であり、インドネシアはその鍵を握る重要な市場です。今回の株式取得は、三菱ふそうのインドネシアでのビジネスチャンスを広げると同時に、商用車のリーディングカンパニーの地位を更に強固にするものにします」と述べました。

MFTBCのハラルド・ブルストラー社長兼CEOは、「本日、このような発表することができたことを非常にうれしく思います。これまで、私たちはインドネシアでKTB と MKMと共にビジネスを成功させてきました。今回の資本参加を機に、弊社のトラックをご利用いただいているお客様に、より一層高品質の製品とサービスをご提供することを目指していきます」と述べました。

KTBとMKMのプロフィールは次の通りです。
<KTB>
本社はジャカルタ。三菱自動車工業株式会社及びMFTBCの販売会社。1970年に設立され、社員数は現在約630名。
<MKM>
本社はジャカルタ。三菱自動車工業株式会社及びMFTBCの現地生産車両用の部品製造会社。 1973年に設立され、社員数は現在約780名。


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