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三菱ふそう

G8北海道洞爺湖サミットに
大型ノンステップ路線バス「エアロスター エコ ハイブリッド」を提供

2008年6月30日


三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下:MFTBC)は、7月7日(月)〜9日(水)に開催されるG8北海道洞爺湖サミットの会場移動用シャトルバスとして、シリーズ式のハイブリッドシステムを搭載した、新世代の大型ノンステップ路線バス「エアロスター エコ ハイブリッド」を提供します。

G8北海道洞爺湖サミットへの車両提供につきまして、MFTBCの江頭会長は以下のように述べています。
「今回のG8サミットではメインテーマとして環境問題が討議されます。当社としても予ねてより低燃費でクリーンな、環境にやさしいクルマの開発に力を入れております。サミットにいらっしゃった世界の方々に“エアロスター エコ ハイブリッド”にご乗車いただき、当社のハイブリッド技術を体験していただけることを大変光栄に思っています。」


大型ノンステップ路線バス「エアロスター エコ ハイブリッド」(G8サミット提供車両)


1.大型ノンステップ路線バス「エアロスター エコ ハイブリッド」の特長
(1)ハイブリッド車の概要

MFTBCのハイブリッドバスの歴史は、1994年に発売した蓄圧式ハイブリッドバスMBECSに始まり、2004年に電気式ハイブリッドバス(シリーズ方式ハイブリッド)「エアロ ノンステップ HEV」を発売、2007年に大幅改良を施したシリーズ方式の「エアロスター エコ ハイブリッド」を発売しました。
また、MFTBCは2006年にパラレル方式の小型トラック「キャンター エコ ハイブリッド」を新発売しており、ダイムラー・トラック部門ではハイブリッド技術開発の中心的役割を担っています。


(2)超低燃費

小型・軽量の発電用ディーゼルエンジンを新たに採用するとともに、減速時の制動エネルギーを回生ブレーキでバッテリーへ還元するなど、高いエネルギー効率を実現し、平成27年度重量車燃費基準を大幅に上回る、重量車モード燃費5.0km/Lの優れた低燃費を達成しました。


(3)高い静粛性を実現

従来、発電用エンジンから動力を得ていたブレーキエア圧、パワーステアリング油圧、クーラーコンプレッサー等のエンジン補機部品をすべて電動化しました。さらに、高効率DC/DCコンバーターを新搭載することで、高性能リチウムイオン電池からヘッドライト等の24V電源へ電力を供給、走行状態に関わらず充電の必要のない時は発電用エンジンを停止し、モーターのみで走行可能とすることで高い静粛性を実現しました。
また、高出力な走行用モーターと高性能リチウムイオン電池の組み合わせにより、変速ショックのないスムーズな加速をします。


(4)クリーンな発電用ディーゼルエンジンを採用

新たに採用した小型・軽量の発電用ディーゼルエンジンは、排出ガス性能の最良点で定回転運転します。排出ガス後処理装置に新型DPFを組み合わせることで、新長期(平成17年)排出ガス規制基準をに対し、NOxおよびPMの10%低減を達成し、低排出ガス重量車認定を取得しました。


車両の詳細につきましては、下記URLをご参照ください。
http://www.mitsubishi-fuso.com/jp/lineup/bus/aero_star_ehybrid/07




私たち三菱ふそうトラック・バス株式会社は、「商品・人・サービス」など企業活動のすべてについて「お客様・社会全般・地球環境」のために何ができるのか、何をなすべきなのかを考えます。 私たちの企業活動を「All for you」という言葉に込め、すべての大切な社会や環境、そして、大切なお客さまのために役立てていけるよう追求しつづけます。

「エアロスター エコ ハイブリッド」 ペーパークラフト
URL:http://www.mitsubishi-fuso.com/jp/papercraft/index.html



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