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三菱ふそう

大型路線バス「エアロスター」に
ノンステップモデルを追加し新発売


2009年4月16日

三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下:MFTBC)は、大型路線バス「エアロスター」にバリアフリー性能を高めたノンステップモデルを新たに追加し、4月16日(木)から全国の三菱ふそう販売会社および三菱ふそう地域販売部門から発売します。*1)
当社は、1997年にバリアフリー社会を見据えて、日本初のノンステップバスを発売しました。そして現在、高まるノンステップバスの需要に対応すべく、第19回省エネ大賞「省エネルギーセンター会長賞」受賞の大型路線ハイブリッドバス「エアロスター エコハイブリッド」をはじめ、大型路線バス「エアロスターS」、中型路線バス「エアロミディ-S」、そして今回「エアロスター」を新たにラインナップに加え、最良のユニバーサルデザインを追求したノンステップバスの展開に力を入れてまいります。
なお、「エアロスター」ノンステップモデルは、2月より一部事業者様にて先行導入いただいております。
*1) 郊外型については9月発売予定


大型ノンステップ路線バス「エアロスター」の特長
室内高が従来車比200mm増加し、開放的な室内空間を実現
従来車と比較し、着席定員が増加
尿素SCRシステムを採用
平成17年度排出ガス規制(新長期規制)に適合
大型ノンステップ路線バス「エアロスター」
大型ノンステップ路線バス「エアロスター」(撮影用特別仕様車)
 
1.商品概要
(1)バリアフリー性能を高めた室内構造

2007年に発売した「エアロスター」ワンステップ仕様をベースに、高齢者、お子様にも乗降し易いよう低床化、ノンステップ化を実施、バリアフリー構造にしました。また、室内高を従来型ノンステップバスと比較し、200mm高め快適性を向上させました。併せてノンステップ部分の窓を200mm拡大、視界を大幅に広げています。また、シートレイアウトも見直し、座席数を4席増加させ、全体の定員も増加しました。

interia

(2)法規制適合

尿素SCRシステムによるNOxの低減とエンジン本体で燃料を超高圧燃料噴射することによりPMを削減し、平成17年度排出ガス規制(新長期規制)に適合しました。

注)平成18年7月13日に日産ディーゼル工業株式会社とMFTBCとの間で締結された相互OEM(相手先ブランド供給)に関する基本合意に基づき、日産ディーゼル工業株式会社からエンジンが供給されます。


(3)尿素SCRシステムを採用

エンジンの燃焼状態を最適化することによってPMの低減を図っていますが、二律背反の関係にあるNOxの低減と低燃費を両立させる技術として「尿素SCRシステム」を採用しました。このシステムはSCR触媒マフラーと尿素水添加システムで構成され、尿素水から生成したアンモニアの化学反応によって、NOxを無害な窒素と水に分解します。



2.販売目標台数
大型ノンステップ路線バス「エアロスター」 160台/年


3.東京地区メーカー希望小売価格 (消費税含む)
主な車型 エンジン 主な仕様 価格(千円)
PKG-MP35UMNF改 MD92TJ 220kW (300PS) ノンステップバス
マニュアルトランスミッション
都市型 前乗り
25,695.6



私たち三菱ふそうトラック・バス株式会社は、「商品・人・サービス」など企業活動のすべてについて「お客様・社会全般・地球環境」のために何ができるのか、何をなすべきなのかを考えます。私たちの企業活動を「All for you」という言葉に込め、すべての大切な社会や環境、そして、大切なお客さまのために役立てていけるよう追求しつづけます。


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