閉じる

当社旧大江工場における土壌調査結果について


2010年8月20日

三菱ふそうトラック・バス株式会社

三菱ふそうトラック・バス株式会社の旧大江工場(名古屋市港区)において、土壌汚染対策法上の有害物質使用特定施設(酸又はアルカリによる表面処理施設、使用物質:ふっ素)の使用廃止に伴い土壌調査を行った結果、基準値を超える汚染物質が検出されましたのでご報告いたします。

当社は、大江工場の閉鎖に際し、土壌汚染対策法の第3条の規定に基づく土壌調査を実施いたしました。
その結果、敷地の一部区画においてふっ素、鉛、六価クロム化合物に基準値を超える汚染物質が検出されましたが、基準値を超えて検出された汚染物質の濃度は、即時に浄化等の対策が必要なレベルではありませんでした。また、工場敷地内地下水の分析結果は、基準値以内でした。

今後の対応としましては、土壌調査により把握した汚染の対策について名古屋市と協議し、適切に対処してまいります。


1.調査対象地


名称: 三菱ふそうトラック・バス株式会社 旧大江工場
所在地: 名古屋市港区本星崎町字南3998-16、33
敷地面積: 42,658.53m²

2.調査結果

<土壌溶出量試験結果>
基準超過物質 六価クロム ふっ素
基準超えの濃度範囲 0.015 〜0.077mg/L 0.06〜0.10mg/L 0.81〜1.5mg/L
指定基準 0.01mg/L 以下 0.05 mg/L 以下 0.8mg/L 以下
土壌溶出量超過倍数 1.5倍〜7.7倍 1.2〜2倍 1.0〜1.9倍
基準超検体数/調査検体数 5/101 8/112 20/130

<土壌含有量調査>
基準超過物質
基準超えの濃度範囲 240〜1,100mg/kg
指定基準 150mg/kg 以下
土壌含有量超過倍数 1.6〜7.3倍
基準超検体数/調査検体数 2/104
 


閉じる