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三菱ふそう

小型バス「ローザ」販売開始から50年

〜信頼と実績で愛され続け半世紀〜

2010年12月21日

三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下:MFTBC)は、小型バス「ローザ」が本年12月で販売開始から50周年を迎えたことを発表しました。初代「ローザ」は、1960年12月に国内初のリベットレスバス(※1)として発売を開始し、「だるまローザ」の愛称で親しまれました。
生産台数は、1997年には10万台、そして50年目を迎えた今年は、累計生産台数約17万5千台を達成しています。(2010年11月末時点)現在では幼稚園バス、福祉車両、キャンピングカーなどの様々な用途で使われているほか、海外では世界約40カ国に輸出しています。

当社は、今年6月には、小型バス「ローザ」の生産を大江工場から三菱ふそうバス製造株式会社に移管することで、大型観光バス「エアロクィーン」「エアロエース」、大型路線バス「エアロスター」に加え、小型バスの「ローザ」までを一工場で一貫して生産する効率的な体制を構築しています。
今後も、より一層の品質、環境性能と安全性能向上を目指し、全世界のお客様へより良いバスを提供して参ります。

<初代ローザについて>
1960年9月、戦後の乗客輸送手段として、自家用小型バスの需要が高まる中、初代小型バス「ローザ」は、名古屋自動車製作所大江工場(当時は新三菱重工業株式会社)にて「ローザB10型(21人乗り)」として製造が開始され、同年12月に発売されました。
国産発のリベットレス溶接ボディとブレーキには小型バスとして初のハイドロマスター(真空式動力倍力装置)を採用、制動力を強化した安全性、燃費7.8km/lと経済性にも優れ、小回りの効く機動性が評価されました。その丸みのある外観から「だるまローザ」の愛称で親しまれました。

(※1)リベットレスバス
リベットを使用しない、溶接による構造を持つバス。板を重ね合わせ、リベットにて接合する従来の構造より、重量が減り、滑らかな外観を実現した。


B10型ローザ(1960-)

小型バス「ローザ」



私たち三菱ふそうトラック・バス株式会社は、「商品・人・サービス」など企業活動のすべてについて「お客様・社会全般・地球環境」のために何ができるのか、何をなすべきなのかを考えます。
私たちの企業活動を「All for you」という言葉に込め、すべての大切な社会や環境、そして、大切なお客さまのために役立てていけるよう追求しつづけます。



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