1996年に誕生した三菱ふそうの大型トラック「スーパーグレート」は、今年で30周年を迎えました。物流を支え続けてきたこの一台は、単なるモデルチェンジを重ねてきたのではなく、環境性能・安全性・快適性という時代の要請に応えながら進化し続けてきた存在です。ここでは、その30年の歩みを振り返ります。
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1996年に誕生した三菱ふそうの大型トラック「スーパーグレート」は、今年で30周年を迎えました。物流を支え続けてきたこの一台は、単なるモデルチェンジを重ねてきたのではなく、環境性能・安全性・快適性という時代の要請に応えながら進化し続けてきた存在です。ここでは、その30年の歩みを振り返ります。
30周年記念動画
「ザ・グレート」の後継として登場。当時として革新的だった
•日本初のディスチャージヘッドランプ
•総輪同径4軸低床車
を採用。さらに、「ラウンドキュービックスタイル」と名付けられたデザインと、新型キャブを採用しました。このキャブは、形を変えながらも現在まで受け継がれる“原点”となっています。
2000年には
•総輪エアサスペンション車の追加
•新型6M70エンジンの投入
•ブレーキ性能向上
を実施。さらに排ガス規制への対応として、V型8気筒から直列6気筒ターボへ転換。スーパーグレートのパワートレインは大きく進化しました。2005年には新短期排出ガス規制に対応し、すべての車両が直列6気筒ターボへ統一されます。
ビッグマイナーチェンジを実施し、フロントマスクを一新。さらに
•尿素SCRシステム搭載
•2ペダル式「INOMAT-Ⅱ」採用
といった先進技術を導入しました。この進化により、2007年グッドデザイン賞を受賞。性能だけでなくデザイン面でも評価されました。
2010年には新開発の6R10エンジンを搭載し、ポスト新長期規制に対応。2014年には
•アシンメトリックターボ採用
•全車で燃費基準+5%を達成
と、環境性能が大きく向上。外装にも変化が見られ、ブルーやシルバーのアクセントが施されるなど、機能性とデザイン性の両立が進みました。
スーパーグレートにとって大きな転機となったのが2017年。
•新型エンジン(10.7L 6R20、7.7L 6S10)
•新型12速AMT「ShiftPilot」
•運行管理システム「Truckonnect」標準装備
を採用し、“コネクテッドトラック”という新時代へと踏み出しました。
2019年には、国内商用車初となる運転自動化レベル2「Active Drive Assist」を搭載。さらに2021年には
•Active Drive Assist 2
•エマージェンシー・ストップ・アシスト
•アクティブ・サイドガード・アシスト
を採用し、ドライバーと周囲の安全を支える機能が大幅に進化しました。
2017年型スーパーグレート紹介動画
6年ぶりのフルモデルチェンジを実施。
•新型12.8L「6R30」エンジン
•2025年重量車燃費基準に適合
•スーパーハイルーフ追加
により、パワー・環境性能・居住性すべてをアップグレード。さらに第5輪荷重20トン・530馬力モデルの追加など、輸送ニーズの多様化にも対応しています。
新型スーパーグレート紹介動画
物流業界が次のステージへ向かう今、求められるのはより高い環境性能、安全性、そして効率。スーパーグレートはこれからも、その最前線で進化を続けていきます。