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洪水などにより冠水した恐れのある車両の取扱いについて

2018年7月11日 

この度の「平成30年7月豪雨」により、被害に遭われた方々および地域に対し、謹んでお見舞いを申し上げます。

 洪水などにより冠水した恐れがある車両について、キースイッチをONにしたりエンジンを始動すると、
配線のショートによる火災が発生したり、吸気系統に水等の異物が入っているとエンジンを損傷させるなどして
思わぬ怪我や車両を損傷させる恐れがあります。
ハイブリッド車につきましては、高電圧のバッテリーが搭載されていますので、むやみに触らないようにしてください。
CNG/LPG車につきましては、長時間の駐車の場合と同様、ガス容器(ガスボンベ)の元バルブを閉じてください。

冠水した恐れのある車両には以下のような危険性があります。

  • バッテリーが接続されている場合、電気系統の腐食が進むことで、ショートにより車両火災が発生する恐れがあります。
  • ブレーキ内部の錆付きによる制動不能に陥る恐れがあります。
  • ホイール ハブの錆付きによる走行不能(軸の焼付き)に陥る恐れがあります。
  • ステアリング リンク機構の錆付きによる操舵不能に陥る恐れがあります。
  • エンジン内部の錆付きによるエンジン破損(焼付き等)の恐れがあります。
  • マフラー内部の詰りにより、触媒破損(排ガスの劣化)の恐れがあります。

 キースイッチをONにしたり、エンジンを始動することは絶対に行わず、以下の応急処置を行っていただき、
最寄の三菱ふそう販売会社までご連絡ください。

<応急処置内容>

  1. キースイッチをOFFにしてください。
  2. バッテリー端子のマイナス(-)側を取り外してください。 
      ※ 作業時には、プラス(+)側端子を布などで覆うなどして絶縁し、感電にご注意ください。

詳細につきましては、最寄りの三菱ふそう販売会社までご連絡ください。

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