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南アフリカの物流会社に小型トラック「キャンター」43台を納車

• 南アフリカ・ダーバン市の物流会社シティ・ロジスティックス社に小型トラック「キャンター」43台を納車
• 現地向け「キャンター」は南アフリカのイースト・ロンドン工場で現地組立生産
• 南アフリカで約20年の実績を持つふそうトラックは、小型セグメントでトップレベルのシェアを持つ

三菱ふそうトラック・バス株式会社(MFTBC、本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:ハートムット・シック)は、南アフリカのダーバン市拠点の物流会社シティ・ロジスティクス社へ小型トラック「キャンター」43台を納車したことを発表しました。

シティ・ロジスティックス社は、配送や倉庫保管サービス等の業務を支えるトラックとして小型トラック「キャンター」の「FE7-136」型モデルを選択しました。4×2駆動で車両総重量(GVW)7.5トンの「FE7-136」型は頑健で操作がしやすく、都市部から未舗装道路まで幅広い環境で活躍します。今回納車した43台の「キャンター」は、ダーバン市近郊で運用される予定です。南アフリカで3番目に人口が多い都市であるダーバン市には大規模な港湾があり、アフリカ大陸の主要な物流拠点となっています。同国政府が今後10年以内で約1,000億ランド(約7,764億円)の投資を目標としたインフラ基金を立ち上げるなど、現地の物流インフラ整備が強化されるなかで、商用車の需要が今後さらに高まることが期待されています。

シティ・ロジスティクス社向けの「キャンター」をはじめ、南アフリカで販売しているトラックの多くは、ダイムラー・トラック&バス・南フリカ(DTBSA、本社:プレトリア、CEO:ミハエル・ディーツ)の工場で組立生産を行っています。同国の小型セグメントでトップレベルのシェアを誇る南アフリカ市場向けの「キャンター」は、MFTBCの川崎工場からKDキットとして輸出しています。「キャンター」に加えて、MFTBCのパートナー組織であるダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークル(DICV)がインド・オラガダム工場から出荷しているFI(12.8トン)やFJ(16~27.5トン)などの中型・大型トラックのラインナップが南アフリカ市場を支えています。DTBSAは、同地域におけるメルセデス・ベンツブランドのトラック・バスの輸入・組立・販売も統括しています。

 

 


南アフリカ・ダーバン市の物流会社
シティ・ロジスティックス社に納車した小型トラック「キャンター」

ダイムラー・トラック&バス・南アフリカ(DTBSA)について
南アフリカで約60年前に設立されたダイムラートラック&バス・南アフリカは、メルセデス・ベンツ、並びにふそうブランドの商用車に加え、フレイトライナーやウェスタン・スター・トラックの部品やサービスを提供しています。南アフリカにくわえて、アフリカ大陸南部のナミビア、レソト、ボツワナ、スワジランド、マラウィ、モザンビーク、ジンバブエ、ザンビアでの販売活動を推進しています。南アフリカの首都プレトリアに本社を構え、イースト・ロンドンのKD工場でトラックやバスの現地組立を行っています。