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インドネシアの生産2拠点が設立50周年

  • FUSO車両をKD生産するKRM社とパワートレインなどの部品を製造するMKM社
  • MKM社で太陽光発電システムの稼働を開始

三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下MFTBC)は、インドネシアでのFUSO車両のノックダウン(KD)*1生産および部品組立を行っている生産拠点2か所が、設立50周年を迎えたことをお知らせいたします。
*1 自動車の部品を日本から輸出し、現地で完成車に組み立てる生産方式

1973年に設立されたPT Krama Yudha Ratu Motor(本社:ジャカルタ市、社長:Lambertus Hutauruk、以下「KRM社」)は、インドネシア市場向けにFUSOの小型トラック「キャンター」と中型トラック「ファイターX」の溶接、塗装、組立を行っています。同年に設立され、KRM社に隣接するPT Mitsubishi Krama Yudha Motors and Manufacturing(本社:ジャカルタ市、社長:齋藤貴宏、以下「MKM社」)は、「キャンター」のパワートレイン部品の組立と「キャンター」および「ファイターX」のキャブ床などのボディ部品のプレス・溶接を担っています。両社は2023年で設立50周年を迎えました。現在、両社はインドネシアのユーロIV排出ガス基準への移行に対応する新車両ラインアップ*2の市場導入を支えています。
*2 2022年3月30日のリリースを参照

MKM社では、建屋屋上に新たな太陽光発電設備を設置し、2023年8月11日に稼働を開始しました。新設備は、MKM社のプレス工場が一日に必要とするエネルギーの約14%を発電しています。MKM社はLED照明の使用やグリーン電力証書*3を活用したカーボン・オフセットなどの取り組みと合わせ、2023年にCO2排出量の前年比実質15%削減を目標としています。バリューチェーン全体におけるカーボンニュートラル化が各国の自動車産業の重要な課題となっている中、MKM社の取り組みによって、FUSO製品ではインドネシアにおいてもサステナビリティに配慮した生産活動を行います。
*3 再生可能エネルギーにより発電された電力(グリーン電力)の「環境付加価値」を証書化したもの

KRM社の組立ラインの様子

  MKM社でのエンジン製造の様子

 

三菱ふそうトラック・バス株式会社について
三菱ふそうトラック・バス株式会社(MFTBC)は、ダイムラートラック社が89.29%、三菱グループ各社が10.71%の株式を保有し、川崎市に本社を置く商用車メーカーです。90年以上の歴史を持つFUSOブランドの、小型、中型、大型トラックやバス、産業用エンジンを含む製品を世界約170の市場向けに開発・製造・販売しています。2017年、初の量産型電気小型トラック「eCanter」を市場に導入し、2019年には、日本の商用車市場のベンチマークとなる、SAEレベル2相当の高度運転支援技術を搭載した大型トラック「Super Great」を商用車メーカーとして初めて日本に導入しました。MFTBCは、ダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社(DICV)とともにダイムラー・トラック・アジアの一員として、製品開発、部品調達、生産などの分野で協力し、お客様に最高の価値を提供しています。