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交換修理用として出荷した小型トラック用エンジンのフロントケース加工不良品の自主改善について

弊社が交換修理用として出荷した小型トラック用エンジンの交換修理用フロントケースにおいて、オイル穴加工が成されていないものがあることが判明したため、下記の通り自主改善を実施いたしたく、ご報告申し上げます。

1.不具合の状況
小型トラックに搭載された原動機4M5型エンジン向けのフロントケースの補用部品において、オイル穴が加工されておらず、潤滑不良によりエンジンが破損して走行不能になるおそれがある。


2.改善の内容
全車両、フロントケースのオイル穴を点検し、貫通していない場合はエンジン一式を交換する。

改善箇所説明図


3.対象車両
対象車両は、オイル穴が加工されていない不良品のフロントケースを装着した可能性がある車両27台に限定される。

車両製造後、修理で対象となる部品が組付けられた可能性がある車両
車名 型式 通称名 自主改善対象車の車台番号の範囲 自主改善
対象車の台数
備考
三菱 KK-FE53EB 「ふそう
キャンター」
FE53EB-551339~FE53EB-565198 5
KK-FE53EBD FE53EB-562151 1
KK-FE53EBX FE53EBX-550011~FE53EBX-560119 2
KK-FE53EEV FE53EEV-550060 1
KK-FE63EE FE63EE-550077 1
KK-FE63EEV FE63EEV-561467 1
KK-FE63EGY FE63EGY-560382 1
KK-FE71EBD FE71EB-502472 1
KK-FE73EB FE73EB-500197~FE73EB-505177 3
KK-FE82EE FE82EE-500864~FE82EE-503248 2
KK-FE82EEV FE82EEV-500073~FE82EEV-505309 3
KK-FE82EG FE82EG-500900~FE82EG-501467 3
KK-FE83DGY FE83DGY-500125 1
KK-FE83EGN FE83EGN-501565 1
KK-FF63EHY FF63EHY-560059 1
合計 (27台)

【注意事項】 リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれている場合があります。