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ダイムラー・トラック・アジア/三菱ふそう
役員人事のお知らせ

 

・ハートムット・シックがDTA代表・MFTBC代表取締役社長・CEOを退任
・カール・デッペンが後任として2021年12月1日付で着任

 

三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:ハートムット・シック、以下 MFTBC)は、ダイムラートラック社取締役会の決定に基づき、以下の通り役員人事を発表します。本人事は、後日開催する臨時株主総会の承認を経て、正式に決定します。現・ダイムラートラック社取締役、ダイムラー・トラック・アジア(DTA)代表 兼 MFTBC代表取締役社長・CEOのハートムット・シックが2021年12月31日付で退任し、2021年12月1日付でカール・デッペンが着任します。

「アジアにおける我々の目標は、収益性とダイムラートラック社への潜在的な利益貢献を高め、地域需要を把握し最適な商品やサービスを提供することです。私たちは、アジアを中期的に最も成長が見込まれる地域と考えています。取締役会と監査役会を代表し、早い段階からゼロ・エミッション車両を推進するなど、その特筆すべき貢献に対し、ハートムット・シック氏に最大限の謝意を申し上げます。同時に、アジアでも豊富な経験を持ち、国際的に商用車ビジネスを熟知しているカール・デッペン氏を後任として迎えられることを、喜ばしく思います。我々はすでにアジアで非常に有利な立場にあり、ビジネスを次のレベルに引き上げる準備が整っています」(ダイムラー社取締役 兼 ダイムラートラック社代表取締役 マーティン・ダウム)

「2018年4月に代表取締役社長・CEOに着任されたハートムット・シック氏は、自動車業界の大転換期と呼ばれる時代にMFTBCをその卓越した手腕で強力に統率してこられました。日本および海外の商用車市場において次世代技術である電動化・高度運転支援技術・コネクテッド化を積極的に推進し業界をリードされました。また、日本の文化・社会に対する深い理解の下に抜群の包容力で仕事に当たり、従業員ばかりでなく、企業関係者からも幅広く人望を集めました。これまでの彼の多大な貢献に深く感謝するとともに、後任であるカール・デッペン氏がMFTBCの発展と社会への貢献をさらに推進するリーダーとなることを信じています」(三菱ふそうトラック・バス株式会社代表取締役会長 松永和夫)

 

ハートムット・シックについて

機械工学を学んだ後、1986年に当時のダイムラーベンツ社の研究開発部門に入社しました。  乗用車の製造部門に転じた後、1990年からはミュンヘンの旧ダイムラークライスラーエアロスペース社(DASA)のマーケティング部門へ移り、1993年には同社の社長室長となりました。1995年にシュトゥットガルトの本社に戻り、ダイムラーベンツ社の取締役会会長室事務局長に就きました。1997年には、生産と物流の責任者として、ブラジルでメルセデス・ベンツのジュイス・デ・フォラ工場の拡大を任されました。1999年にダイムラークライスラー社の取締役会会長室長、2002年からはダイムラーグループ広報本部長となり、2009年からはダイムラーバス部門の代表とエボバス社の代表取締役に就きました。2018年4月から、ダイムラートラック部門のアジア事業の責任者を務めていました。

 

カール・デッペンについて

1990年にダイムラーグループに加わり、主に商用車を中心に、購買や物流分野で様々な管理職を2007年まで経験しました。米国やトルコ、日本での勤務を経験しており、日本では、MFTBCにて購買と輸送物流部門の責任者を務めました。2007年からメルセデス・ベンツブランドトラック「アテゴ」の戦略的プロジェクト管理責任者を担い、2011年から14年まではダイムラー社のグローバル経営責任者となり、その後ダイムラーグレーターチャイナ社にCFOとして赴任しました。メルセデス・ベンツ社でのコスト管理責任者を経て、2020年5月からメルセデス・ベンツブラジル社のCEOとして、ラテンアメリカにおけるメルセデス・ベンツブランドの商用車事業を担当しています。

 

三菱ふそうトラック・バス株式会社について

三菱ふそうトラック・バス株式会社(MFTBC)は、ダイムラートラック社が89.29%、三菱グループ各社が10.71%の株式を保有し、川崎市に本社を置く商用車メーカーです。85年以上の長い歴史を持つFUSOブランドの、小型、中型、大型トラックやバス、産業用エンジンを含む製品を世界170以上の市場向けに開発・製造・販売しています。2017年、初の量産型電気小型トラック「eCanter」を市場に導入し、2019年には、日本の商用車市場のベンチマークとなる、SAEレベル2相当の高度安全運転技術を搭載した大型トラック「Super Great」を商用車メーカーとして初めて日本に導入しました。MFTBCは、ダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社(DICV)とともにダイムラー・トラック・アジアの一員として、製品開発、部品調達、生産などの分野で協力し、お客様に最高の価値を提供しています。

 

Daimler Trucks Asiaについて

ダイムラートラック社傘下のダイムラー・トラック・アジア(DTA)は、85年以上の歴史を持つ日本の商用車業界の象徴である三菱ふそうトラック・バス株式会社(MFTBC)と、インド市場で新進気鋭の商用車メーカーであるダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社(DICV)を共同で運営する組織体です。DTAは、製品開発、生産、輸出、調達、開発を組織として共同で行う戦略的なビジネスモデルを採用することで、革新的で最先端かつ価値の高い製品をお客様に提供しています。DTAは「人と地球に、より良い生活と環境を実現するモビリティ・ソリューションを提供します」をビジョンとし、全世界のダイムラートラックグループの目的である 「For all who keep the world moving/世界を動かす、すべての人のために 」を柱として活動しています。